吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

運は逃さず自分で奪う

狂った様な世界の中で
穏やかな日々を過ごそうと
皆生きている

時事
リモコンを押してテレビのニュースを見れば
デジタル配信で、昨日の戦場が映し出されて
CMに映り変わると
新しいゲーム機を振り回し
家の中で飛び跳ねて遊ぶ
うるさいガキが映し出されて
静かにしろと吠えたくなる
次のニュースでは
テスラという車の売れ行きが好調だと
笑顔で言いなさる
そして、また戦場の爆撃機の映像
悲しむ人々
何千億という兵器が
世界中から現地に送りこまれて
皆で、攻められている国を
支援しようと言いなさる
ほんで、次のニュースに替わると
ロシアとの話し合いで
北海道沖のサケ・マス漁が
ようやく解禁されたと漁業関係者が話す
世界中が大国に経済制裁を課している中
日本が、ロシアに何億の莫大な金を払うそうだ
それでも、今回は6千万円
値引きしてもらったと言いなさる
不漁続きだからということだ

テレビの放送倫理番組向上機構は
罰ゲームやドッキリ企画は
青少年が模倣しいじめに発展する危険性
があると、、

どうしてこう
何でもかんでも起伏のない
平た〜い同調の国になろうとするのか
理解が出来ないし
言葉も出ない

海の荒波を
自分の皮膚で感じていたいよ

昨日は、遂にサッシが付いた
皆、さすがである
ずいぶんと開放感が出てきた
窓の高さと位置、テーブルの高さ
人間工学を考え
あ〜でもないこ〜でもないと
夢にうなされ悩みながら決めた
考えすぎてアホな頭も痛くなった

人間は皆
座高の高さも違うし体格もそれぞれ違う
店作りは、じつに難しい
まだまだ荒波は続くし
ずっと悩んだままで
己に大した進歩はないだろうが
アイデアが溢れてくる瞬間は
便所でウンコをしながらでも
自然体でいつも待っている
荒波に流されぬように
溢れる幸せが
手の平からこぼれ落ちぬように
穏やかに瞬間を奪う