吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

甘噛みの熊VSキッチリ派閥

昨日から晴れだしたけれども
オレは全然喜べない
散々天候に痛めつけられた
カモシカの気分だから
その辺のお調子者にはなれないのだ

あ〜やっと晴れたね〜嬉しい〜
なんて言えるプラス思考派閥を見ていると
腹立ってきて、どつきたくなるのが
オレ達、反主流派キッチリ派閥である

まだまだ信用できないよな?
あんたもそう思うだろ?

そういうわけで
オレは毎日雨夢にうなされている
過度なストレスは無いのだけれども
日々、答えのない阿呆なことを
考えすぎなのかもしれない

朝起きると
汗だくになっている日々が多々
疲れるので
最近はアイマスクをして寝ている
朝起きると
アイマスクがずれているけれどね

一昨日は
また柿を喰っていた熊に
散々追っかけられる夢を見たし
昨日は、家に帰ると
開けっ放しの窓から
仔犬が二匹入り込んで
走り回っている夢を見た

なんとか気分を変えようと
うだる暑さと、うだる湿度も少なくなってきたので
昨日から朝の自炊を再開した
昨日は、残っていた春の米を炊いた
米は完全に不味かったし
鮭は、冷凍焼けで
不味くて喰えもしなかった
食品は、置いておくものではないと
痛感したので
コシヒカリの新米を買って
市場でアジの開きを買ってきた
おかげで、今朝の食事は満点だった

キッチリ派の
都会のひとり暮らしは
何が何でも派閥柄
キッチリスッキリしていないと
気持ちが悪い
台所は、仕事柄いつもキレイに
シンプルにしている
自分の使い勝手が良いように
男の部品しか置いていない

もう、この歳になると
起きての順番も決まっているので
食器も朝セットしている
病院のセットみたいだけれども
これでいいのだ
こないだカインズで買った箸は
老眼なので柄が見えなかったせいか
朝セットをしながら
これは大失敗だなと思ったが
まぁ、気にするな
オマエは雑でいいと言い聞かせて
グダグダ思っている
また買いにけつかるだろう

しょうもないブログに台所を載せるかね?
と、思われるだろうが
キッチリ派閥のイカれたおっさんは
大概こういうものだ

過度なキッチリ派の男は
車のホイールさえも
走るのに必要ないから要らないと
外して金属業者に売ってしまう
オレのキッチリ派は
まだまだ生温い

資本主義の世の中という
ウスノロの世界には
上には上がいるし、下には下がいるものだ
オレなんぞは
下を永遠に見下しながら
どんなに嫌われても
生きていきたいと思っている

よくそんなややこしいのに
家庭が持てるものだと言われるが
キッチリ派閥はひとりのもので
家庭では役に立たないのが筋
女子部は、誰もオレの派閥に
入ってくれない
頼んでも無理だ、、
筋を通せば通すだけ
相手にされなくなって
自然に捨てられる

捨てられるのは少し寂しいから
言うことを聞かないのが
女子部と思っていればいい
女子部に笑われようが
オレはオレなのだ

冷蔵庫には
美味しい鯵が一匹残っている
あいつらは、何も知らないし
オレは教えない
男一匹キッチリ派閥なのだ
あ〜喰い過ぎた、、