吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

文字を書けぬ男

カレンダーに耕運機修理と書こうとしたら
頭に文字が出てこず唸り続ける
悔しいので唸り続ける
敗北を感じて調べて
10回文字を書く
怪しいもんだと自分が情けない
そういうもんで一時帰宅
耕運機修理で
15km先のメーカーへ走る
古いオイルが残っていてゴミが溜まっていた
一週間ほどかかると言われ帰る

家に戻ると家の裏の果樹園の柿の木が
無くなっていてびっくり
根っこから掘り起こされていて
えらいことになっていた
何ができるですか?と聞いたら
全面、ぶどう畑にするそうです
と言いなさる

あ〜、、また消毒の嵐が始まるのかと
がっくりと肩を落とす
家が建たないだけまだましだと唸り
あ〜
あの柿の木林がよかったのになと
また凹む

こないだ店の前でお婆ちゃんが
疲れ果てて店のベンチに座っていたので
大丈夫ですか?と声をかけて
白湯を飲ませてあげたら
少し良くなって息子さんが迎えに来た
こないだ店に顔を出されて
あれから一週間寝込んでしまいましたが
もう大丈夫です
ありがとうございましたと
お菓子を持ってきてくれた
良かった良かった
気を使わせて申し訳ないです
ということで
もらった菓子と紅茶を呑んでいる
お婆ちゃんの
優しい味がしましたよ
胃と腸にはダージリンティーと
番茶がいいそうですな

※ “泉谷六角の親父たちの遠ぼえ” 11月13日放送聞き逃し
泉谷さん、いいこと言ってる

https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=7941_01_3821650