吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

オレカフェ

愛する珈琲
散々試行錯誤を繰り返し
色んな機材を買い揃え
美味しいコーヒー作りを試してきた
結果は
ほぼ、豆の質と煎り方で決まるということ

美味しい注ぎも
完全なシンプルに行き着いた
オレの美味しい注ぎ方は
まずは、飲むカップに満水の水を入れ
その水の量を測る
それに8を掛けてグラムを出す
300ccなら24gの豆を挽く
カップ上に円錐型のブリュワーを置いて
沸騰直前のポットの蓋を外し
一分放置すると90℃に温度が変わる
んで、どりゃ〜っと
粉が膨らみ湯を欲しがるほど入れる
一分間放置プレー
残りの湯をどりゃ〜っと一気に入れる
オールで三分80℃

気をつけること2つ
時間をかけてちびちび淹れない
全てにおいて
ステンレス、アルミ容器は絶対使わない
陶器とガラスとホーローのみ

これで完璧
コーヒーメーカーは使わない

仕事後、はる吉と待ち合わせ酒を呑む
着くと、落語の本を読んでいた
最近、日記をつけて修行していると言う
大学の論文みたいな感じになってきて
自然体では書けないと悩んでいる
オマエはアホか?
落語家が落語の本を読んでどうするだ?
己とは真逆の本を読むことだ
死刑囚が書いたような本を読めばいいと言う
そういうところに何かがあると教える
年の差35
対等に話を聞きながら話をする
秀才の大学へ入り
人生のセレブエリート道を捨てて
落語家の道に入る
完全なるアホ
真っ直ぐの駄目な男
そういうところが素晴らしい
日々悩み
どうしていいかわからなくなる
オレと話をするのもいい

サッカーの話題になり
何故にこの国の人は
盛り上がれるのか?
わからないと同じ意見
スタジアムのゴミを拾い
外国からも絶賛されたと?
馬鹿すぎて気持ち悪い
と同じ意見

自分の家の掃除をしろ
日々の彩りを考えろ
生き方のゴミを捨てろ
隣人と会話しろ
ということで
二人酩酊へ進み
ほぼ記憶なしで帰る