吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

しつこくしつこく生きる

昨日の夜は4日ぶりに酒を呑んだ
うんめぇ〜っと唸るかと思ったら
いつものそれだったな

酒は気合を入れて呑むものでは無いね
悪酔いするからね
もうそんな齢じゃないし
酒はというものは
良いものでも悪いものでもないんだな

年明けの景色
家族に年賀状がたくさん届いていた
お返事を楽しそうに書いている姿もいいものだ

オレはといえば、、
友達もいないし
送らないから来ないわけだ
そりゃそうだな

二、三枚だけ
年賀状が来てたのに
少なすぎて、渡すの忘れてたっ!
と言うので見たら沖縄の弟子からだった

あっ、あんまりだ、、、
もう10日も経つじゃないかと
少数派を大切にしてくれと、、

遅くなったと
年賀状を書いてポストへ出しに行く
あいつはアホなのに
ちゃんと住所も全部
自筆でキチンと書いてくれていて
嬉しいものだ、、

全部パソコンで自筆の無い
年賀状送る人がいるけど
あれ、いやだね、、

どうしてるかな?と
相手を想う祝い事なのに
ただ、まとめて印刷して送ればいいと、、

合理的に済ませる人が多い
あれね、貰った方は
あ〜きたな、位にしか思わないだろうな
送らなきゃいいのにね、、
そういう人には
薄っぺらい人付き合い
そういう人間関係性しかできないだろね

どうしてるかな?と
相手の気持を察する人は
全部一言添えて手書きで送る
字が上手い下手なんて関係ないさ
年賀状はそういうモノだ
面白いよ
人間性がペラの紙一枚に出るんだ

申し訳ないと思ったから
弟子には二枚違う写真で送った
意味がわからないだろうが二枚だ
二枚とも当たる幸運の年賀状だ
見て笑ってくれれば嬉しい
あいつが、良い年になるように
愛を添えたわけだ

近所のおっちゃんが
高い柿の木に登り枝を落としていたので
すげえなぁと言いながら見に行った
高い柿の木を見上げながら
モシキにするからと
落っこちた木を拾って帰る
水分を含んでいるのでずいぶん重かった
一年乾燥させれば
柿の木は上等な薪になる
暖房代がかからないので
自然に感謝なのだ

一年じっくりと
己の魂と心を磨け
すると、一年後には
きっと上等な魂になるさ
たった一つの美しい魂だ