吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

1ミリの隙間から世界を見る

昨日から猛烈にさぶすぎる
朝早くから雪が降る
これは積もらないだろなと見ていると
しばらく降って止んだ

昨日作成の車載ベッド
夜中お布団の中でまた考える
なんだか違うな?と悩む
まだまだ軽量化ができそうだったのだ
雪も止んだので木工場へ
考えていた通りに修正をする
思ったとおりに軽くなり安心する
外も晴れてきたので
材木屋へ飛ぶ

材木屋の社長は元気だった
栗の良い板があるから見ろと言う
良い栗の板だったので
そのうち買うから
置いといてとお願いする
社長は一人ロナにかかり
しばらくすると
社員全員ロナになって仕事にならず
しばらく全休したそうだ
がはははっ!
と社長は大声で笑っていたけど
いやはや大変だっただろう
木箱用の杉板とヒノキの板を選び
削ってもらい持ち帰る

途中、たまに行く老舗の食堂へ寄り
ハンバーグ定食を喰う
ここのメニューは電話帳の厚さで
まじで凄いメニューの多さなのだ
客は、オレ一人

店主のお婆さんはロナに過敏で
釣り銭を手渡しではなく
キャシュトレーで渡すのだけれど
紙箱の蓋をキャシュトレーに使っていた

紙蓋を使うかね?と、思いながら
二百円のお釣りですと言われて
はいはいごちそうさまですと
釣り銭取るも、、
どうにもつるつる滑り
玉を取りにくくて困り果てた
恐るべし
婆さんの生活の知恵
やりたい放題である

ラヂオニュースで言っていたが
環境問題の一因である
プラチックを34カ国で調査して
今後のプラチック対処法の推進度
日本国は、全世界ワースト一位だそうだ
いやはやえらいことで、、
そりゃそうだな
コンビニやらスーパーやら
どんだけテーブルのプラ板やら包装材やら
過敏すぎるほど作っているもんな
プラ板壁なんて、ばっさばっさ
何処でも塀の様に置いてあるし
あれ、何処に捨てるんだろう?
日本は、環境を考えてま〜す
なんて言えたもんじゃないだろうに
この国は、言ってることとやってることが
ぐちゃぐちゃだな
なんとな〜くの
この国の空気がオレは嫌だね
自分は自分の道を
キッチリ生きていこう

午後になってちらほらまた雪が降り
気温が下がってきた
今日は、木箱を作る
簡単なようで木箱は難しい
どう頑張ってみても
1mmの狂いが出てしまう
木工は、1ミリの違いで
素人とプロの違いが出る
いやはや
職人さんの腕はすごいと思う
趣味でよかった
なんとか4つ完成
明日は、ニス塗り
徐々に車中泊空間ができてきた
ダイハツバンちゃん旅支度近し
であ〜る
へたくそでもいいのだ
何をするにも自分の手を使い
モノを造ってみることは
人生の幸福印

今日は、車の中でずっとイーノを聞いていた
高校の頃からずっと聞いている
今から46年前のアルバムBefore And After Science

この曲を聞くと
いつも懐かしい景色を思いだす
ず〜っと景色が続く気がする