吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

innocent life Pink Moon

6時起床シャワー
朝歩3km腹筋100回こなす
絶えることのない腹の膨らみ
我が酒腹スメントに怯えている
ストイックに頑張れば良いだけだけれども
愚かな自分は、継続に難ありと見る

貴様の性格の問題だろうと神が云う

久しぶりにトーストを焼いて
畑のトマトをむしり食す
しじみの味噌汁が美味しい

いつもの山水を汲みに行く
ひとりセレブかしこ娘は
もう水道の水は飲めないと
汲んでくる山水しか飲まなくなった
毎朝、水筒に山水を入れている
自然に感謝するんだよと云う

山水場の近くには、大きな町営温泉がある
気にはなっていたけれど
料金が1040円もするので
行く気にならなかった
けれども、今日行ってみることにした

券売機で入浴券を買う
県外人は1040円で
市内の人間は310円と兄ちゃんが云う
市内の人はスタンプクーポン券をもらえる
これは、ラッキーと思い
源泉に浸かって寝湯を楽しんだ
人も少なくまろやかな良い温泉だった

嬉しいことに外に温泉スタンドがあった
100Lで100円
これがあれば、寒くなると軽トラで来て
家の風呂にポンプで投入
毎日100円で温泉に浸かれるだろう

過疎地生活の景色に狙いを定めている
来年は、この近くの古民家を探す
広い土地で自給自足を目指し
畑を充実させいつの日か
鶏も番犬も山羊も飼う
やってみなくてはわからない

小屋で木工をして家の造作もやりたい
男なら
たったひとり生涯どこにも属さず
新しい人生を思い描いてみたいし
人に優しく生きていきたい
これが、自分のほんの小さな
死ぬ為の生き方

身体がきつくなると無理だからな
今のうちだろうな
謙虚に老いをいつも頭に描く事
バス停まで歩いていける場所
町営バスに乗って山裾の
ちいさな街へ呑みに行く
考えただけでワクワクする
ベロベロになったら
贅沢にタクシーで帰って
やってしまったと愚かに思い
日々を質素に暮せば良い

82歳の老人がオレに言ってた
“こんな腐った枠の中の世の中だけれども
ストレスばかりを抱えて何になる?
楽しく日々を生きる方法は山ほどある
考えること、少しの勇気とアイデアだな
誰も教えてくれないしヒントも無い
その時代を生きるということは
自分で道を切り開くことだよ
先人は、皆そう生きてきた”

そうだよな