吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

三回の裏の攻撃

所用ありきで福生に飛ぶ
アメリカの滑走路が延々と続き
沖縄に来たようないつもの気分
中部の沖縄そばが喰いたい

今の福生には
昔の福生の面影が薄く
裏通りも只々と
ずいぶんと寂れた姿に見えた
昭和の景色は、どんどんと消され
日本中の街が
コンパクトで合理的な姿に変わり
見ていて、侘びしくなってくる
どの景色も似たような構図
面白いことをしよう
意固地にならずに自然体
逆を逆を考えれて生きていけば面白い

田舎へ戻る
机には郵便書類の山が溜まっている
ああ、この先長々と老いて生くるなら?
これの書類の山、なくなるのかい?
机上の上で思ふ
ふと、重い荷物を捨てねばなと
面白くもないことばかりを考える
明日またやろうと切り替えて
軽トラに乗り込んで
夜のつまみを駅前に買いに行く

ホウボウ刺が安うとあったもので
クラシックラガーも買って
オモウマを見ながら笑うてごちる
毎週毎週録画されると
なんだか何かに追われてるようだ
こういうのも辞めないとな

畑のピーマンがまだ採れる
しつこいピーマンだ
オレに似て
相当しつこいピーマンだ
でもこのピーマンは
我道を進むように
属さず頑張って生きているんだな

近所の畑のピーマンは
ぜ〜んぶいなくなった
おい、ピーマン死ぬまで頑張れ
3回死んでもしつこく頑張れ
種を撒き散らして子孫を残せ
オレはずっと見ているからな
ありがとうな、、