吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

空を走る夢

運動不足
バランスが悪い
思い立つと動き出す
バランスが悪い

徒歩通勤二度目のチャレンジ
重い荷物のクーラーボックスを背負うと
ずっしりと肩に響き
腰にも響いた
目標は30分
急ぎ足で歩く
ここが難関
再チャレンジの小金井公園

と、思いきや
またまた道を間違える
真っ直ぐ来たつもりが
曲がりくねる道に迷う
くそったれの公園だ
真っ直ぐの道がない
悔しくてスマホの地図は見ない
左の肩が壊れそうなので
右肩に入れ替える
ようやく鬱陶しい公園を抜ける
タクシーが来る
もうくたくただ
手をあげようかと悩んだ挙げ句に
負けてたまるかと歩く

店についた
55分もかかってしまった
労働前にクタクタだった
いったいオレは何をしているんだろうと
椅子に座りうなだれていた
哀れな男を見る目でイトウがオレを見ている
何をしておるのだ貴様は、、

トンネルを抜けて田舎へ戻る
高速道路でずっとイーノを聞いていた
アポロのサウンドトラック
雲の上を走るように気持ちがいい
死ぬ前にずっと流していたい家具の音楽

家に戻り緑の自然を見てホッとする
一夜明けても腰と肩が重い
下半身がクタクタだと悲鳴を上げている
バランスの悪い男だ
コツコツと生きろと言われ続けている

心を落ち着けるように
家のロクハンのスピーカーの素晴らしい音で
アポロを聞き直す
ラオス豆を挽いて珈琲を入れる
今は、何も考えるのはやめにしよう
体を休めて至高の音で眠る
駄目だ、、
また腹たってきた
ややこしい、あの公園
リベンジだな
覚えとけよボケ
オレはしつこい