旅の途中の様に韮崎による
中央道のPAで遅い朝食
食事していると
隣に、子連れの若夫婦が座る
5歳くらいの子供が落ち着かないそぶり
いわゆる、最近の家族の姿
とにかく、あ〜しなさい、こ〜しなさいとうるさい
夫婦で言うものだから子供は聞かない
耳が慣れてしまっているんだろう
100万人のバカ家族
最近よく見る光景
男がやたらに子供に話しかける
熱い?大丈夫?お皿いる?
先にこれを食べなさい
あ〜すれば?こ〜すれば?
答えを子供に全部用意しているわけだ
聞いていると気持ちが悪い
他人の眼は、視界に入らない様だ
落ち着かない子供は
椅子に登ったり降りたり
昔のオレならキレていた
とにかく落ち着かない
子供の靴がオレの足に二度当たった
100万人のバカ親は気づかない
おいこら!と子供に声をかける
子供は、びっくり
ごめんなさいだろ?と眼を見ながら声をかける
子供は、何も言わない
親が、あっ、すいませんと言う
おい、あたりまえのしつけくらいしろよ
と、静かに一言、若夫婦に言う
子供は、おとなしくなった
あたりまえのことを言うだけで
ドン引きの世の中
そういう空気感には染まらない
完全に無視をする
いつも、自身が冷静でいればいい
どんな時も、どんな場所でも
自分に誠実に居るべきだ
昔の大人は怖かった
道理を教えるのが大人だった
昔は良かったとか、
今の時代が、なんだろうが関係ないさ
自分で考えななさい、気付きなさい
親は、それだけ言えばいい
家に戻ると
ドイツのソーダガラスの魔法瓶が届いていた
実験室の様にコーヒーの豆を挽き
それぞれに分ける
鉄瓶で湯を沸かして魔法瓶
エチオピアのブレンド珈琲を淹れる
甘くて旨かった
色々と、ミックスで淹れると
珈琲は、これまた美味しいのだ
エチオピアの珈琲を飲みながら
エチオピアの昔の音楽を聴き
アフリカ音楽の旅に出る