子供かっ!
と思うくらい猛烈な汗で
寝苦しすぎるぞっ!夏の糞尿野郎!
と、毎朝腹立って起きる
ここは
高層マンションのエアコンで涼しい場所ではなく
田舎の自家製オレ小屋
天井のシーリングファンだけで寝ている
夜は怖いから窓は開けられないから
困ったもんだけど
不便も便利なんとか生きている
暑くて、靴下も履きたくない
裸足で履くから
綿のスニーカーを洗濯機で毎週洗う
面倒くさくてゴシゴシなんか洗わない
高い靴でも洗濯機で洗う
傷になろうがどうでもいいのだ
最近のお気に入りは
東京靴流通センターで買った
“たび時代”
あまりのダサさに惚れ込んだ
東京へも履いていく
おしゃれな店に入っても
誰もオレが今!
”たび時代”を履いているなんて
思わないだろう
ざまぁみろとニヤニヤしている
夏野菜をたくさん積み込み
東京の店へ届ける
花火が無かった夏祭り
この猛暑の中でも
子連れの親子が凄かったとの事
そりゃたいへんだなぁ
準備の人も大変だろうなぁ
パワーがあるなぁと
聞いているだけでしんどくなる
阿波踊りなんてさ
もともと発祥は阿波国だろ?
徳島県なんだから
本場の徳島県だけでやるべきだろ?
なんで、東京でやるのだ?
んなら、ねぶた祭も
大阪の西成とか東京の歌舞伎町なんかで
やりゃいいじゃねえか、なぁ?
高知県仁淀川部屋出身のイトウに言う
都会人は
何でもかんでも大騒ぎができて
人が集まる場所が好きなんだと
おっしゃる
そうさねぇ、そりゃそうだな
でも賢い人は、
そんな場所には行かねぇだろ?
少ない人数で
自己責任で寄り合うのがいいよ
と、笑う
イトウが、大丈夫か?と
身体の心配をしてくれている
疲れているけど
心は折れていないから大丈夫
夏休みの娘が
暑すぎてだるく
病院に行ったら脱水症状だと
言われたと言うので
水だ水だエアコンつけて
休め休めと心配すると
水は、身体からすぐに汗で出るから
麦茶がいいと教わったと、、
そうか!麦茶だ麦茶だと
心配しているとだいぶ良くなって
元気になったと連絡が来る
帰りに昭島のカインズホームへ寄る
あいつは、カフェブリコの
焼き立てのマフィンが好物なので
買って帰ることにした喜ぶだろう
高速を飛ばして峡南へ、、
気になっていた薪ストーヴ
大工さんと相談して
先に設置させてほしいと頼んで
3人がかりで設置
心配していたメガネ石の穴も
寸法通りに収まった
聞くと、心配だから何度かストーヴ運んで
位置決めしておいたんだと
見えない部分に、気を遣ってくれたのだ
外の煙突の角度も思った通りで
うまくいきそうだ
帰り道は、また落雷で大雨大雨
ワイパーも間に合わないくらいだった
凄いなぁ自然は、、
家に戻ると
一人留守番の娘は元気そうで
マフィンを喜んでいた
人が喜ぶのは嬉しい
それだけで生きていければと思う
おかげで少し涼しくなってきた
雨の向こうに、太陽が見え始めた
キャレクシコをず〜っと聞いて帰る
好きなのだキャレクシコ
太陽が見え始めた
何処かの誰かは
暗闇の中でも
しつこくしつこくもがきながら
一瞬の光と誠実さと本質
そして美しい景色を
いつも追い求めているんだろうなぁ
いいじゃないかそれで
車窓の景色がよかったな
たび時代を履いている