吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

野菜を食えし

今年は葦簀は要らぬだろうと
夏の暑さに耐えていた
耐えるとか耐えかねないとか
おまえは、いちいち鬱陶しいのだと
自分に言い聞かせている

やはり、窓を開けっぱなしじゃないと
扇風機だけではねぇ〜
寝れませんなぁ〜と思ったり
めんどくさい男である

エアコンは、身体がだるくなってしんどい
よしやるかっと炎天下の中、葦簀を取り付ける
小屋は木材だらけなのでいい
葦簀を板で打ち込んでおくと
窓全開でも泥棒が入れない
出かける時も開けっぱなし

お金持ちの方は、木の家がいいですな
壁も床板もぜ〜んぶ無垢板でやればよろしい
断熱材をきちんと入れれば
夏は涼しく冬は暖か気持ちいい
木は生きていますから季節で変わるですから
季節の変わり目なんかは
オレ小屋の木も湿度やらの伸縮で
ビシッビシッと音が聞こえるのです
ほんで、どこでもガシッとビスが打てるからいい

葦簀を取り付けて
シャワーホースでどりゃ〜っと水をぶっかける
塵を落として窓もピカピカ汚れが落ちて
汚れたものが綺麗に落ちる
風が葦簀を通り過ぎ
自然のエアコンがひゃ〜っと吹き付ける
あ〜きもちい〜きもちい〜っと
やり切った感じ
これで眠れると一安心

材木屋さんへ軽トラで飛ぶ
本棚、ベッドやらの材料を仕入れに行く
いつも元気な甲州弁の社長が
お〜海風さん〜っと大きな声で出迎えてくれる
甲州弁は何を言うているのかわからない
うんうんうんと適当に頷いていると
社長にどやされる
寸法を聞いとるだっ!
あ〜、はいはい、え〜っと、あれだなあれ、、と
甲州弁に煽られてばかりいる
わかっとるだかっ?!
ず〜っとこんな感じで仲良く付き合っている

とりあえずは色々と
質問やら値段やらを電話で聞かない
絶対に相手は気持ちが良くないと思う
オレならそうだ
えっこの店カード使えないんですか?
今どきマジですか?
なんていう人間は、
自分のあたりまえが
世の中のあたりまえだと思っている
そういうアホは
人の奥底の心持ちを考えた事がない

遠くても、すぐに自分で行く
何でもそういう姿勢
損得感情はしない
値引き交渉もしない
素朴に真っ直ぐ生きていると
ラッキーなことが多い
しょうがねぇな〜来てくれたんだからと
いつも安くしてもらえる
ツイてる〜めっちゃツイてる〜っ!
と、ジャンプしたくなるものだ
今日もそうだった

いつも思う
人生は、運と金
ツイていない時はツイていない
あれこれ思わずあきらめる

檜板と杉板を全部削ってもらって
気分良く帰った
構想を練ってまずはオリジナル本棚作りだ
毎日、青唐を喰っている
やはり無添加は甘くて旨い
オリーヴオイルと醤油だけ
ついつい焼酎が進む
生ビール呑みたいなぁ

蚊取りの先公
どれがいいか探している
電池式は鬱陶しいよな
長澤ちゃん
良質の女の演技3連発だねぇ〜