時事の事如く
娘所用で町田へ飛ぶ
町田という都会街は
坂道坂道住宅だらけ
よくぞこんな坂道に徒然と埋まり尽くす様に
それぞれの宅を建てたもので
坂道登り、家に着いたとおもいきや
玄関まで階段登りとは、凄まじい
これ、引っ越しも物販配達員も地獄であろう
都会という街並みは、それぞれの人生図式
住宅ローンを支払い家を買う人多数
支払いも終え、余生過ぎた頃には
もう、この坂道階段は登れんだろうと
景色を眺めていた
働く人の幸福とはこれいかに
壁の隙間1m程の家々
その狭い空間に、それぞれの三階建
娘、景色にあっけにとられ
人間が、こんな場所に住んでいるとは、、
都会の人は、凄すぎるよ、、
と驚いていた
せっかくだから
美味しいカレーを食うて帰ろうと
南インドの本場のカレー屋へ連れて行く
娘に、いつも話す
食事というものは、
忙しい時は、しょうがないけれども
なるべく本物を食べなさいと
食事で生き方、考え方
すべての生活の景色が変わるからと
伝承している
きちんと自分で自炊している
もう少し野菜をふやせば
よしとする
ここの米は、インディカ米
バスマティの香りの良い米を使っている
本場のカレーは白米で食す
バターが入り、
日本人の味に合わせている様だったが
スパイスが効いていてじつに美味しかった
今日は、ひとり中央区京橋へ飛ぶ
前回は、コクヨのショールームで椅子を見る
今日は予約をしてからに
イトーキのショールームへ伺う
一生使える本物の事務椅子を探している
椅子は、座らなくてはわからない
コクヨは、値段も凄過ぎて椅子から
転げ落ちそうだったので
オフィスの在宅勤務用のチェアーでは無く
家で使える様な、事務用の椅子を探す
座り心地はよかったので
いろいろとアドバイスを頂く
銀座線、丸ノ内線、京王線を乗り継ぐ
もはや、35年の月日が経った
会社員のあの頃は、
都会何処でもスマホも持たずに
どこからでもスイスイスイと乗り継ぎできていた
自分の感だけで得意先のどこへでも行けた
昼は、上野の焼肉屋
気合を入れるために
ビールを飲みながら商談前に飯を食った
上司から、
男たる者、安い飯ばかり食うな
昼飯は美味いものを一人で喰い
夜は、キュッと一杯ひとり酒してからに
好きな女を口説きにスナックへ行け
と、教わったので
遊びも一生懸命、いい女を必死で口説いた
今じゃ、電車の乗り方もわからない
銀座線の車体の色も変わっていたし
地上に出ても、別世界
昔の目印は全て消えていた
スマホ片手にウロウロと
情けないったらありゃしない
昔は昔、今は今だな、