女子部の家
朝8時、睡眠の邪魔をしない様に動く
雑煮の残りを食うかと思い
餅を探すが、ラスト三つしか残っておらず
喰うと申し訳ないので
ありがたきと雑煮の野菜汁を食す
茶をすすりながら正月の陽を眺める
どうにも、二日もいると
人の家の様で落ち着かない
昨日も今日も読書のみで
年末年始のうるさいテレビはつけていない
番組表には、ドキュメンタリーも
ニュース特集も皆無
どうしようもないなぁと
また、寝転んで読書、読書
生物学者レイチェル・カースンの海の本と
田島征三の畑を耕す土のエッセイ
もう少し本を持ってくればよかった
朝遅く、娘が起きてきたので
おい、初詣に行こうかとなりて出向く
毎年、同じとこへ行く
寺の前で、ケバブの屋台が出ているからだ
わたしは、寺でもお祈りはしない
なんの信心もないからだ
おみくじも引かない
ケバブがうますぎるから毎年通う
夜のツマミ用に
ケバブ肉だけ削いでもらって
辛いソースをかけてもらう
正月はこれで終わり
娘がおみくじを引くので
オレも引いてみることにした
指示通り、完璧なおみくじだった
なっ、おみくじ君わかっとるね〜
と、おみくじを諭す
人間を信用するなよな
おみくじ君
二日もいれば、もう飽きた
家に戻る
午後、峡南へ到着
洗濯をして布団を干して
薪を割り忙しく動く
コーヒー飲んで、事務仕事に突入
確定申告の会計ソフトを
変えられたので
こないだ税の担当者に
ぶつくさ愚痴を言うてきた
この国は、どうかしているぜと
税の事務仕事は、ややこしくてしんどい
しかたがないさ、無駄な税金を払う気はないし
自分のことは全部自分でしなきゃな
夜になったので、続きは明日だ
風呂に入り、ケバブを食いながら
酒を呑もう
よく考えての行動