東京アルバイト二発、車泊二発
寝袋が素晴らしく凍える景色は見当たらなかった
朝コーヒーを入れる
車泊のキャンパーは、飯まで作るそうだ
狭い場所で、それはやりすぎだろと思う
湯を沸かして歯を磨き、顔を洗い
コーヒーが飲めるだけで十分
いやはや忙しく働いてくたくた
昨日は、元アルバイトの若手が呑みにきた
辞めた子達が呑みにきてくれるのは、
とても嬉しい
彼らにとっては、共に働いた思い出の場所だ
花屋のイケメン息子も仕事を終えて来た
美しい花を持ってきてくれて感謝
途中、オレも参加する
米焼酎が内蔵に浸みて美味しい
2人、結婚するらしくおめでとう
オレの話を聞くのが嬉しいらしいけれど
いつも彼らを励ますだけで
たいした事はないけれど
この国の幸福度は、先進国最下位で
世界中の中でも下位なんだ
そういう希望のない
クソッタレの日本国なのだから
君ら若手は、
自分自身にハッタリの自信を築いて
もっと過激になれ、と言うておいた
親も誰も教えてくれない
本質のことしか話さないので
みんな心に響いたようだ
息子は、明日から長崎へ一人旅
自分のルーツを見てくると言う
美味いちゃんぽんと魚と酒と
思い出をつくれば良い
長崎と原爆
イカれた親父の話をして
酩酊へと向かった
若者よ、
ぬるま湯の大人と組織の全てを
踏み潰しまくって
過激に生きろ