車にオレの競走馬(自転車)を積み込み
甲府宿泊所へ向かう
部屋の中では何もすることがない
生活のダイナミクスを楽しむこと
ここでは調理もしない
あるのは水と焙煎コーヒーだけ
ラジオも無いし何もない
本を読むか、赤旗日曜版を読む程度だ
頭のストレッチにハマる
ナンプレ初級が難しすぎて
脳が固まりそうになる
いや、もう硬化してきているから
降下速度も早いだろう

朝は、自転車に乗りゆっくり走る
荒川橋の坂を登り降りたら草津温泉
470円で幸福の湯船の世界へ向かう
ここでは、見事な墨が入った背中をいつも見る
あまり観察するとまずいので目をそらす
お腹が空いたなと自転車で帰る途中
穴切り通りを通る
この辺りは昔、遊郭がたくさんあり
売春防止法で無くなったと、、
遊女が逃げないように壁があったと聞いた
穴切り通り、すごい名前だな
その隣は宝一丁目と言う
穴切りの横で、子宝だろうか、
色々想像しながらペダルをこいていた
風俗の民俗学は面白い
水切りの取り外せる風呂かごを発見した
これが、じつにいい持ち手は外して捨てた

昨日は、駅前の居酒屋へ出向き
梅酒割りに初挑戦した
ひとり三杯までと書いてあった
見ると、溢れそうな焼酎の上から
梅の液をかけていた
それをちょぼちょぼ飲むのだけれど
硬すぎて慌てて水も注文した
これは、効くなと思いながらキムチを食し
まだいけるなともう一杯注文した
水を飲みながらやっつけた
まだ呑めたが、後が怖いので会計した
あれは、3杯呑むと酩酊までまっしぐらだな
今月は、娘二人の誕生日で
今日は、甲府で待ち合わせている
誕生日の記念の現金を生で渡して
昨日の店に連れて行く
もう18歳の大人になった
ついでに次男も今月が誕生日で
長男は先月だった
誕生をまとめているわけだ
子作りまでもキッチリしているのか?
と、自分に笑えてくる
まぁ、子供は宝の一丁目一番地で穴切りだから
オレにまかせとけ
オレはアナキリニストだから
