吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

塩の海

新年都会へ戻る
明日から店開き
今日は、イトウ、美人セレブ
三人で吉祥寺で新年会昼呑み
正直の所、大都会へ行くのがしんどいし
三人以上の人に会うのもしんどい
もはや、下界を見下ろすかの如くの日々

生活の日々では
つまらぬことばかりを考える
ステンレスポットはお湯が臭いから
ガラスポットを探そうとか
ガステーブルからは離れるなとか
シンプルな袋留め挟みが欲しいとか
お婆さんの気持ちだ

昨日は、古今亭志ん生の風呂敷を見た
カラーで蘇った古今亭志ん生の姿
オレのヒーローの一人
古今亭志ん生
なんだか見ていて泣きそうになった
古今亭志ん生は、指が綺麗だ
指の綺麗な男は良い
女性諸君、男は指と背中だよ

元日から災難ニュースが続く
静かに感じている
ずいぶん前に
能登半島を一周の旅をした
珠洲へも行ったし能登島へも行った

西から北へ
延々と続く海岸
浜で塩を作っていた景色は美しかったし
素晴らしい海だった
四方眺めても家のないあの場所
ここの海小屋に住みたいと思った
あの景色が、また見たい
日本の素晴らしい景色
静かで豊かな海
潮の風は奇跡の風だった