吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

美しい欠片

毎日新鮮野菜が採れるので
早朝から汗だくで店に送っている
少しは、
店の売り上げに貢献しているであろう
ふかポ農園ひとりで頑張っている
イトウちゃん曰く
無農薬野菜を楽しみに
さりげなく、店に足を運んでくれる
お客さんが増えたと言うてくれる

暑い中、
来てくれはるのは嬉しい
何もアピールしない人は、心の仲間
そういう人は、必ず幸せを掴むだろう
幸福といえば、
うちの長女の受験生
とっくに進路を決めていると
初めて聞き、バカ父口あんぐりで驚いた

最近、会うたびに
本質を探るような顔になってきているので
あははは、と苦笑いで
女子部の暮らし話を聞いているが
話を聞くほどに、驚いている

今、国際科のクラスで勉強をしていると
それも知らなかった
家は、なかなか家計が苦しいので
日本で一番安い授業料の国立大を目指している
合格したら大学に席を残して
すぐに、フィンランドへ行き
半年間留学すると決めているそうだ
およよ、なるほどなと感心した

行動力はある方だけれど
自分の子供時代には、
生きていくアイデアや選択肢、情報も少なく
高度成長期に浮かれる似た物同士の世間体を眺め
なんだか、世間に封じ込まれていくような
クソ面白くもない時代だったし
そういう人間に育ってほしくなかった

子供四人には、
勉強したか?宿題したか?成績は?
聞いたことがない
家族というものは、共に暮らしながらの
家族の思想ができあがる
家族は宗教でもあるし
少なからず、親の影響は受けてしまう

親は、気をつけなければならない
あまり考え方を真似てほしくない
同じような仕事もしてほしくない
自分が、見ていて面白くないからだ

ひとりの奇跡の人間として子を見る
大人は、我の経験度や知識くらいで
子供に対してモノ言うなと思っている

あなたはあなただ
素晴らしい人間なのだから
と、子供に言い続けてきた

日本教育は、
学部を卒業し、その地位で就職できるだけの教育
それぞれの思いや考え方、知識を考える場ではなく
道に外れ、軌道修正できずに落ちていく
それでも、日々の楽しさがあるという希望事を
教えてくれる場でもない

通知表なんぞ、クソ面白くもない点数票で
貴様ごときに、その子の持っている
美しい奇跡のような本質の
何の欠片がわかるのだ?と思っている

小さい頃から、
世界の幸福度を学びなさいと言うたことが
何度もあるので
娘は、1位のフィンランドを選んだのだろう
なんせ1位だし、日本は62位だから
物事には、表裏があ
移住して、それぞれの国の
裏の部分も観察し
いったい何が違うのだろうと
自分の身で感じてほしい

それぞれの人生だ
オレは、毎日トマトばかり食っている
ニュースを見れば、今日も災害の国
途方にくれる人々と畳の泥の景色
その中で、
政治家は同輩を引きづり下ろそうと
権力争いをしている
どういう国だね、ここの国民は?
報道する番組も幼稚極まりない

”命を守る行動をとってください
命を守るため、最大級の警戒を続けてください
少しでも命が助かる方法をとってください”

こりぁ、いのち三部作シリーズだな
こんどは、災害に遭った方々へだろうな

自分ならば、呆然と立ち尽くし
片付けるのも、やめにして
ほったらかしで、全てから逃げるだろうな、、と
見ながら、任侠映画に切り替える

世の中が重い景色の時は掃除
気が滅入る時も、一に掃除、二に掃除がいい
無になれるから
フカぽキッチンルームの大掃除
全てをピカピカに磨いて
酒のつまみを準備する
冷蔵庫には食材も少なく
またまた、トマトを塩で和え
お酢とバジルとオイルをぶっかけて酒を呑む
こればっかりで食欲が出ないな、、

大好きなジェムソンのアイリッシュウイスキー
水飲みながらのロックが美味い
酔うほどに酒を注ぐのも面倒くさくなり
焼酎の水割りみたいに呑むわけだ
人生の美しい欠片を探している