朝七時の大都会の元旦
ホテルの窓から見えるビルディングの景色は
まるでガラスの中のミニチュア動物園みたいだ
朝風呂を浴びて帰り支度をする
年末渋滞や人混みは避け
元旦朝方、中央道スイスイ〜っと
5日ぶりに家族と田舎家に戻る
荷物を片付けて
我が家、それぞれの日々が始まった
私は風呂に温泉水を汲み入れて
追い焚きのスイッチを押して
すぐに着替えて
復活の万歩計を握りしめ散歩に出る
富士の山は雄大にそびえ立ち
半年ぶりのオレの道を歩く
誰一人会わずの田舎道を只々往く
遠くの北岳には雪が積もり
大自然の冬の山
空気は澄んでいて気持ち良し
家に戻りラジヲ体操と
簡単ストレッチを勤しむ
今年は続けるぞと小さく誓う
温泉湯に浸かり体を温めて
今朝は、家族とファミレスモーニング
我が家には正月の景色は皆無
珈琲を飲み、事務仕事に没頭する
妻は餅米を水に浸け、明日餅を炊くそうで
雑煮は明日の夜にでも
食べましょうか?となる
海の前で一人暮らしている古い友人から
太陽が海を昇る写真のメールが来た
おめあけおめあけとメールを打つ
それぞれの日々に光が昇ることを
心から祈っている
まともな日々を送っている
世界中の誰しもに、光が降るように
たのんます自然の神様、、
元旦のガラスの動物園だな
ピシッと生きるべし、、