吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

愛が溢れるプレゼント

久しぶりに酒を抜く
朝起きてみれば
とくにスッキリした感じでもなく普通
いつものように早起きで
ラジオ体操とストレッチ
ぼんやりと散歩
またうどん屋へ足が向かい
朝うどんをすする
卵の漬けをサービスしてくれた
自宅へのお土産にうどん玉とタレを持ち帰る

甲州弁で持ちにいけし〜とか
持ちにくるよ、とか言うのだけれど
甲州弁で持ちにというのは
取りに行くとか
取ってくるという意味なのです

めんどくせえな〜
車を持ちに行ってくるわ〜と主が言うと
妻が笑いながら
早く車を持ちに行けし〜とか
言ったりするのです
難しいのです日本語の方言は

モスモスで珈琲を飲んで
とぼとぼと歩き帰る

家族の誕生日で
なにか誕生日プレゼントを
と思うけれども
何をあげればいいのかわからない
聞くのも嫌だしこういうのは難しい
人にモノをあげる、渡す
という行動は難しい
相手の今日の気持や体調
人には言わないが、欲しい物があるかもしれない

実際に使わないものを貰っても
本人は捨てるに捨てられなくなる
物が増える、じつに鬱陶しいとなるわけだ

人にモノをプレゼントする
モノをあげるということは
あげる者の自己納得だけであって
優しさでも無く、品が無いことでもあるかもしれぬと
考えておいたほうがいいと思う
この歳になって
身内でも冠婚葬祭には出ぬと決めているので
家族にも言っているが
結婚式の引き出物などが良い例だ
考えすぎだと思われるけれど、、

モノというものは
あげた後々の事まで考え
相手の気持を思い考え、、
考えた時間とともに、プレゼントすることが
自分にとっても豊かな時間だと思っている

そういうわけで
私にはプレゼントのセンスが無い
思い考え込んでは、寝れなくなるので
家族の誕生日には
毎年、現金だけを渡す事にしている
花も買わない

優しさの本質は
金でも何モノでもない