吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

日々忙し暮らし

昨年末、主治医に正月は誰しも体重が増えるから
少しだけ落としときなさいと言われていたので
年始から散歩とラジオ体操を復活させたら
二キロ落ちていた
二ヶ月間で、三食喰って日々酒を呑んでも
簡単に落ちる
要は、夜食って15時間は水以外何も口にしないで
腹が減ったらたらふく食う
酒ももちろん飲む
ただし、朝の散歩、ラジオ体操、ストレッチ、腹筋、朝風呂
これだけは続けないと無理
食事で痩せようとする人はやめたほうが良い
継続は力なりというのは本当だから
無理をすると続かないものだ
あとアナログの万歩計は日々持参
苦しんでやるより楽しむこと
楽しくないなら人生の時間の無駄だ
まぁ2月は一キロ増えるだろうから
トータルで二ヶ月で3キロ落としとけばいい
痩せると脳も考え方も痩せる
考え方は、ふっくらしていた方が良い

青梅に越して一年になる
遊牧民派なのでそろそろ引っ越しだな
と、考えていたら
気になっていたUR住宅という
東京都が運営する団地物件の営業マンからメールが来た
予約待ちの空き物件が出たので見ませんか?と
ほな行きましょうと翌日飛んだ
青梅で高層階の見晴らしの素晴らしさを感じたので
すぐ気に入ったので
じゃあよろしくと申し込んだ
URというのは素晴らしい
保証人はいらず
礼金、敷金、更新料もいらない
部屋も水廻りも全て退去時にリフォームされ
駐車場も周りの駐車場に比べ半値
家賃も安いし部屋も広いし
なんと一ヶ月は家賃無料
まじか?と思うがさすが東京である
そりゃ、すぐに皆が飛びつくはずだ
運が良かったですねと言われたが
彼の営業力だなと思う
この人なら、その場で決めるだろうと
思ったとのこと
というわけで、ささっと引っ越しだな
青梅は古き良きの素晴らしい場所だった
アホだなぁと思いながらも
人生は、楽しむことだなと
運転しながら力が湧いてきた
UR団地の隣に外観がセンスの良い図書館があった
中に入ると大勢の人が読みまくっていた
棚にヘンリー・デイヴィッド・ソロー
日記集が置いてあった
なんて、センスの良い図書館なんだと思った
これで、全てが決まりだった
瞬時にすべてをキャッチした
受け身は糞
待たせるのも糞、待つのも糞
リスクが大好き
間違えば景色が白紙になるだけ
全ては自己責任
何も問題はないだろう

山梨に着くと
娘が夕飯のコロッケを一生懸命一人で作っていた
お母さんの作るコロッケの味を
教えて貰っていると言う

その考え方が、美しいと思う
母から子へ伝えること
海外の国は皆そうしている
大切なことだ

少しだけ、油で揚げるときの
温度計もデジタルも使わない火の加減
微妙で簡単な見切り方法を
恐れずにやってごらんと教えてあげる

酒を呑んでいたら
いつのまにか出来上がっていた
素晴らしいコロッケだった
褒めまくってあげた
母のコロッケを自分の力で盗んだなと言ったら
じつにニヤニヤと嬉しそうだった

あっという間になくなった
皆、それぞれ勝手に楽しみ成長している
それが自立の家族也