早くも台風一号が向かっているそうだ
でも、一号は良いし三号も良い
最高だったな、仮面ライダー三号
大阪の治安の悪い場所に一年生の頃住んでいた
近くに韓国人の男の子と
スカートを履いてオカマになりたい
美しい少年が居た
互いの貧困の環境のせいか?
三人には寂しさと醜さと優しさが
同居していて
互いに通じる何かがあった
今思えば
自分の気持ちを
キチンと話せない子どもたち
共通の小さな話題は仮面ライダー
みんな仮面ライダーになりたかった
台風一号になりたかった
たぶん、、
オカマの少年は
ジェンダー批判をしながら
きっちり属さぬ我が道の
オカマの道を進んでいるだろう
韓国人の少年は
日本名を使わずに大金持ちになっているだろう
そうなっていてほしい
あの韓国人の少年と喧嘩したとき
砂山の上に来いと兄ちゃんに言われて
行くと、兄ちゃんが包丁を持ってきて
ナメるなよと脅されて身体が震えた
サラシに巻いた出刃だった
小学一年で
命の恐怖を感じたけれど
次の日は、皆と一緒に遊んだ
アホだけれども泥の河に
美しい思い出がある
それが、自由だと思う
ネジを探しに
凄すぎるジョイフル本田へ行ってきた
探しても探してもマイナス木ネジが無いので
店員さんに聞いたけれども
無いと言われた
あ〜、もう無いのだな、、、
なんだか、ぐったりして帰り
アキシマのチェーン店へ行き
一人寂しく酒を呑む
もう無いんだよな、、
しかし、ここのチェーン店は安すぎるし
こりゃ皆、寄るわな〜と思う
でも隣のサラリーマンが
コスパ?ちゅうのを思うのか
酒も呑まずに定食を食っている姿を見て
なんだかなぁ〜と感じ入るが
それぞれの理由があるんだな、、
そう思う気分だった
隣の爺さんが
爆弾炒めっ!と、頼んだ
グッ!と来た
真似しようと思ったけれども
量を見て食えないなと思って
そら豆を頼んで喰っていた
日本酒を呑みウーロンハイを呑んで
そら豆を喰いながら
心持ちよくまたウーロンハイを
パカパカ呑んでいた
ふと気がつくと、、
積み木を小さく崩すように
そら豆を片端から喰っている
自分の皿を見て
またやってしまった、、、
と自分に嫌気が差した
昔からずっと変わらないこの情けない姿
20代の煙草を吸っていた頃
スナックで我が灰皿に
全く同じ長さで
きちんと揃え終える吸い殻を見て
吠える自分と対比の自分
なんだか己に腹が立ち
煙草を辞めた
女性はこういう男の姿
じつに鬱陶しいのだ
またやってしまった、、、
とぼとぼと歩き帰るの図