吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

試される時代

朝の洗濯物を干しながら
こんな東京都下なのになぁ
しっかし緑が少ない
家の景色もごちゃごちゃしすぎだなと
都会の晴天を眺めていた
溜まっていた東京新聞を読む
一面には
防衛費の不足分は増税
自民公明で決めるそうで
国民の負担は確実だと
おいおい
選ぶ国民しっかりしてくれよ
と呟く
昨日、コンビニでコーラを買ったら
170円だった
こんなに高くなったのか?と驚いた
愛国心が、どんどん薄れてくるぜ
これからは、一人一人が
騙されずどう生きるかだな

東京新聞の見開きに
星新一の特集が組まれていた
この新聞は
偏りがなく編集が上手だ
こういうSFショート的な本を
中学生の頃よく読んで夢中になった
現実を超えた世界感があって
星新一と筒井康隆は面白かった

娘さんが父の思い出を書いていた
教科書に
“作者は何を言おうとしていたのでしょうか?”
と、書かれていたので
父に直接聞きに行ったら
” そういう事を学校で聞くから
子供が本を読まなくなるんだ”
と、怒っていたという

そのとおりだ
自分の時代もそういう答えを求める事が
教科書にいつも載っていた
皆で同調させようとしているのか
幼いながらに腹が立ってきて
先生に
“人の考え方は色々だと教わっているのに
なんで答えを求めるんだ?”
と、問うたことがある
先生は、困っていた

この国は、昔から変わっていないな
と思っている
自分にとっての敵を削除するような
同じ者同士の柵の中で生きていると
抵抗心が薄れてくる
それが大人になって
そうは言ってもねぇと半ば諦め
生活という日々に追われ結婚して
自分に趣味嗜好が沿うような
曖昧な家族と子を育てる
資本主義の奴隷だ

美しい景色や自由を考え掴むには
抵抗する心を育てるためにも
毒や悪も必要だ
歴史が証明している