休日
田舎の家に戻る
小屋部屋は寒すぎる
急いでストーヴに火を入れる
休日は一日中音を静かに流している
聴かない音、家具の音
アフリカの心地よい音も気持ちが良い
休まる日に唄は必要無い
小部屋では
あ〜でもないこ〜でもないと
ウロウロしてしまう
薪ストーブの前で酒を呑みながら
リクライニングチェアーという
木の椅子でゆらゆら呑んでいると
睡魔がやってきて寝てしまう
馬鹿の部屋と呼ばれても良い
それはそれは心地良いのだ
この一畳の小さな空間が幸せで
揺られながら火を見て呆ける
その手元に酒器を置く場所を
欅の分厚い端材でこしらえ
丸鋸で切断する
気をつけないと反り返りで大怪我をする
良い感じになったので備え付けて
酒器を置くとコッツ〜ンといい鳴りをした
男はひとり
こういう小さな景色が最高だ
このような馬鹿の部屋で
今日は、何を呑もうかなと
ウスラ馬鹿は考えている
“おい貴様！男なら
もう昼から呑めばいいじゃないか！”と
右派が言うてくると
“そんな事したら夜が長すぎるぞ
馬鹿か貴様は？”
と、左派が言うてくる
う〜う〜っと悩みながら
夜になったら呑みだそうと
中途半端がここに居る
宮台氏が退院したそうだ
あれだけ縫われて一週間で退院するとは信じられない
記者会見を見たあとに見た
昔の石原氏との対談が面白かった
今の時代の情報クズ社会を
わかりやすく説明されている