吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

通勤低速

昼過ぎに都会へ向かう
年末は恐ろしい渋滞だろうから電車
自転車に空気を入れて駅まで向かう
一度も駅員を見たことがない駅
廃駅にならないといいけど
いつも思う
ベンチに腰掛けて
のんびりした景色だなぁと電車を待つ
普通電車は一時間に一便
超快速も一便ある
急ぐことはないし
安い電車で行けばいい

乗客は自分ひとり
日差しが暖かく眠りそうだった
都会じゃ考えられない

店のお客さんが一人
隣駅から二時間かけて都会の
会社に勤めていらっしゃる
聞いたときに嬉しかった
通勤は大変だろうが
いい生き方だなと思った

聞くところによると
都会では、建売住宅なら30坪ほどで
五千万円ほどするらしい
横家との距離は1メートル?
材質は
柱以外はボンドだらけの集成材だろうな
凄い人生住宅ローンだと思う

ここらじゃ
広い土地に大邸宅が買える
通勤は不便だけれど
行き帰りずっと座って寝ていける

子供は地域が守ってくれるし
広々とした保育園はたくさんある
空気も美味し
夜は満天の星屑の空だ

ストレス多い夫婦喧嘩も無いだろう
子供は、自然を見る事が多いから
子供の成長にも良いだろう

凝り固まった保守的な考え方を捨てて
自分のことよりも
家族の幸せを考える事が必要だ
人生の小さなリスクは
抱え込んでしまえばいい
いつか消えてなくなるだろう
なるほど
会社員として賢い選択であるなぁ
と暖かなシートで景色を眺めながら
久々に眠りそうだった

道中ずっとエンリコ・ビエラなんちゃらさんの
“Ballads”というアルバムを聞く
美しいトリオの音で心地よかった
しかし名前が覚えられないエンリコさんだ

立川駅に着いて
老舗の居酒屋へ行く
美味しいし値段もそこそこ
大衆的な雰囲気も素晴らしい
まぁ、客がうるさく
プラ板もうざい
なんだか落ち着かないけれども
こういうものだなと呑む
店のテレビでは自民党の更迭や
物価高や色々を問題視していた
お客も色々話してた

簡単にオレ思うに
自民公明を支持した人は
ダメな政権運営に
あ〜だこうだと
文句言っちゃいけないね
自分たちが支持したんだから
原発再稼働も万歳で
値上げ値上げも喜んで
税金上がろうが国のためですと
選んだ人は言わなきゃ駄目だね
そういう政策を支持したのだから

欧州じゃ
自分の選んだ政党なんだから
選んだ自分にも責任はあると言う
良い悪いではなくて
国民の考え方が
自立していていいと思うな
三杯呑んで
落ち着かないので帰る

夜になったらアキシマーノで
また呑もう
あ〜うみかぜが
どこにでも全世界にあればなぁ、、
独りごちる