吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

あさりちゃんを抱いて行くの

都会はゴミの分別が難しい
いい加減に捨ててしまうと張り紙されて
置いてけぼりの見世物になるので
ちゃんと捨てなければいけない
田舎ではオールミックスで捨てられるが
都会はきちんとしているのだ
というか、全国きちんとしなくちゃ駄目だろ?
と、思う

都会のマンモス団地のゴミ収集は素晴らしい
いつでも時間関係なく捨てられる
回収日はあるけれど
大きな柵の小屋の中でそれぞれの
場所に置けばいいだけだ
順次清掃の方々が、何から何まで
一日中清掃しているし
木々の枝は切りなさるし
ドアの前の廊下履きも毎日で
廊下天井の電気まで清掃してくださる
それで、管理費が無い
こちらとしても手間をかけたくないので
ごみ捨て分別もゴミの出し方も
気をつけている
と、いうことは住民側との
良い循環作用になっているわけだ
おかしな人も居るとは思うけれど、、
世の中全体が
自分のことだけではない
このような人のための姿勢であってほしい
と、偉そうにおもっている

そういうわけで
資源とゴミの入れ方出し方ブックを見ながら
あ〜でもないとこれはこれでと
なかなか忙しい
穴があいて古くなった靴下は
まとめてどう捨てれば良いのか?
これも悩んでしまう
こないだ一足穴が空いたら
次の日から順々に穴が空いたのだ
靴下穴の賞味期限みたいなものだろうか?
あ〜、持続の無い奴らだと全部捨てて
ファションセンターしまむらへ向かう

ファションセンターしまむらには
綿100%のミャンマー製の靴下がある
いつもこれの真っ白を
季節ごとにまとめて買う
肌着は全て
何の文字も印もない白に統一している
清潔だしね
男は真っ白でなければならない
というか、、
魂の根底が
真っ黒けボックスだからだ
まぁ、白を履いてればごまかせるわけだな

団地の流し台は広くて
キッチンは四畳くらいはある
仕事柄、仕入れた魚の下処理があるし
台所が広くないと無理なのだ
メシもキチンと作る
週の中盤に来ると
まずは、メシの回数を考えて
出汁を作って冷蔵庫に冷やす
味噌汁でもなんでもすぐに対応できる

ネギは短く切って空気の抜けるタッパに
入れておくとひと月持つ
経済的にも生活の彩りにも
一日一度は自分でメシを作らなきゃ駄目だ
と、思っている

オレがゲイや女だったら
細かすぎるゲイや女になっていただろう
旦那の弁当も一年中作るだろうし
写メも撮ってブログに載せるだろう
ほんで、旦那にうっとうしがられて
旦那は、家に帰ってこないだろう

嗚呼、男で良かった

一合炊きの土鍋がやたらに
吹きこぼしが多くて
掃除が面倒くさいので
三代目の二重蓋の土鍋にした
いい感じで一切吹きこぼさない
素晴らしい三代目だ
犬印のミニポットに綿紐をつけた
これで、手が熱くない
いい感じの触り感じだ
こんな感じで
いつもオカマのような細かい日々を
楽しんでいるアキシマーノだ

今日は、アサリの砂抜きもしたし
これから電車で仕入れた荷を背負って
勤務先に向かうのだ
電車の中では、誰もオレが
アサリを持っているとは思わないだろうな

深夜、路上を歩く
女装趣味の男の気分が
少し分かるかもしれないね、、
うふふっ、、

わかるかっ!ぼけっ!