吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

真っ直ぐに穿く

虹が去った次の日に
雲が揺れ始めて暗雲たる情景
ほたら、北方から空が黒くなってきて
徐々にコチラへおいでなさり
ものすご雷が鳴り響きだして
雨が降り出し
山の神は荒れ狂い
それそれはお怒りなされて
爆音に雷が変わりもうて、、
延々と雨が降り続いた
南方から風が吹き出して
冷風のような風が家中を通り過ぎる

朝から
汗だく三回水風呂で癒やしておる我が身
ようやく涼しい風に
心も落ち着きもうて
自然のありがたさと恐ろしさに
素直に従っている

おかげで扇風機と格闘せずに
一日を過ごせて、、
夜は夜で涼しく
窓全開でぐっすりと寝れた
自然は素晴らしい

今朝は
自分で食べるだけの野菜を摘み
店用の野菜も採る
来年は、、
自分の理想追求と夢であった
事々から始める
今までは練習
もっと過疎地で暮らし
プチ自給自足を目指し
自然に殴られながら
自分なりの体力を考え
頭と想像力をフル回転させて
何処にもない
見たこともない人生を
頑張ろうと思う
まぁいつものように
転けながら笑えながら
だろうけれども

もはや、幼稚なこの国に興味はなく
何処で何が有り何をしたなどと
情報も何も興味がない
ニュースは見ないし
暑いので
テレビも見れぬ
昨晩は
焼酎を一人呑みながら
あまりに涼しいので
録り溜めているドキュメンタリーを観る

昨日見たのは
エクアドル
南米のこの国は自然に権利を持たせる
と、いう画期的な法案を作った
自然破壊され続けた森や海のサメが
国を訴える仕組み
自然が、経済優先の国を訴え
10年越しに国に勝利した
国は、それ相応の罰則を受けて
その約束を守らなければならない
人々は、歓喜した
新しい人間の生き方である

フランスでも
同様の仕組みが始まっている
はて、日本は?
何も変わらない
ずっとこのままだろう

希望の光を見つけ
何処にも属さず自立して
自分は自分の道を往け、、
と、云うことである
優しさの無いこの国で
ひとり生ききる事は厳しいぞ
君は、頑張れ
自然が、ずっと見ている
目をそらすな
己の生き方に誠心誠意を尽くせ