吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

レールを外れるモノレール

今日の人生相談は、妻子のいる32歳の男性
返す余裕も無く、職も無い弟に金を貸し
弟の嫁に話をすると
それは家族の問題だから知らぬと言われ
その嫁の態度に腹が立つと相談

今日のアドバイザー
大原敬子がズバッと答える
人が良すぎるのよ
貸したものは返らないと思いなさい
弟と距離を置きなさい
10年後の彼の態度を見ていなさい
それでも変わっていなければ
それはそれ
10年の間
自分の家族だけを大切にしなさい

女性は怖い、金は怖い
ケツの穴をヒリヒリさせながら聞いていた

明日は、高齢の男性の相談
40年前の女が忘れられないと、、
いいねぇいいねぇそういうの

初めて、多摩モノレールに乗る
何もかもが
金属だらけで
よくこんなものを作ったもんだと
感心する
無機質の電車に
無機質の景色

立飛駅は、たっぴ駅と思っていたが
たちひ駅なんだな
玉川上水で乗り換えて
砂川七番で降りて
うろうろしてから用を済ませて
またモノレールに乗って
立川北駅で降りて
立川に行って
ほんでまた拝島線に乗って
花小金井で降りて
庄屋で熱燗を呑んで
刺身を食って
また電車に乗って降りて
大原敬子みたいな美人セレブと酒を呑んで
あ〜だこ〜だと叱られながら
話を聞くふりをしながら
ただただ、ぼ〜っと
あの無機質の金属
壊れたらどこに捨てんだろう?
建売住宅の太陽光の屋根の板は
壊れたらどこに捨てんだろ?
思いながら酩酊に向かった

家に帰って
爆睡したら
な〜んにも憶えちゃいなかった

すべてはどうでもいいことだ
何もかも消え失せてしまえば
いいことだらけであるよ