
あいもかわらず酒浸り
久しぶりに
息子二人と酒を呑む呑む会
武蔵溝ノ口という知らない駅で待ち合わせ
幹事の長男の言うがままに付いて行き
昼飲み開始
いやはや、安い安い大衆居酒屋
二件目もハッピーアワーを狙ったそうで
それはそれは素晴らしき幹事さん
さすが、気が利く
ヘロヘロになりながらも楽しく過ごす
花男、花屋のイケメン長男
高級ホテル専属の花を取り仕切る
リーダーとなったそうだ
で、その有名ホテル、、
とてもじゃないが、
一生涯、泊まれる価格では無い
こないだは、一人旅でベトナムに行ってきたそうで
食べ物の何から何までパクチー入りで
苦手なパクチーと必死で一人闘ってきたそうだ
あ〜、
完全に超えられた、と酒を呑む
次男は職を変え
好きな服飾の仕事について
深夜まで大忙しだと、、
布を切ったりボタンをつけたり忙しい
彼もこないだ一人旅
イタリアへ行ってきたと、
ワインが安いから赤ワインを
呑みまくったらベロベロで
酩酊の世界へ飛び込んだと、、
日本ではモテまくりの次男
イタリア女性は、どうだったのだ?
と、聞くと、、
日本の男は、
イタリアじゃ全くモテない
と、いうことに気づいたと言いなさる
今度はイタリアの田舎へ行く
イタリアには、日本みたいに
地味で似た様なダサ色建売の家は皆無
街は、煉瓦作りで
とにかくおしゃれで
品がある素晴らしい景色だったと、、
彼は、イタリアに住みたいと言うていた
来週は北海道を旅するそうだ
これまた、完全に超えられたと
グビグビと酒を呑む
いやはや、息子二人の成長に驚いた
自立心の強さと、行動力とセンス
全ては、オレの遺伝子だからな、、
と、悲しく吠えておいた
んなわけで、先週は、日々呑みすぎた
そして蕎麦屋で酒を呑んで
峡南に戻ろうとすると
セレブ女史に呼び出され
案の定、会話のマウントを取られる
頭がいい女は、会話の先を読み
会話の間を掴み取るからたまらない
女史の家柄は出版社
編集構成台本、全てこなす活字の女
毎度の説教で足を掬われながらも
バタバタと逃げ惑うオレ
可愛さがあるから許すとおっしゃる
嗚呼、、
蕎麦屋に戻り呑み直したい気分也
カットライトを聴きながら
高速飛ばし、峡南へ戻る
久しぶりに家にたどり着いた
もうクタクタだ
さあ、呑もうか
