吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

Making It Back Life

家作り作業中、近所の爺さんが来る
この爺さんは作業の邪魔ばかりするので
困ったもんだが
話していると、じつに楽しそうで
生き様が顔に出ていて良い

昔の男は、義理人情が熱く
人のために生きていた
だからいい
オレは、
昔気質の男しか信用しない
男の優しさが、魂に宿っている様な
そういう人間になりたい

オレの年代でも中年男でも
今の日本の男はダサすぎる
居なくていい輩ばかりだ
カッコばかりで魂が歪んでいる
人が喜ぶ生き方をして
権力に楯突きながら
銃殺を覚悟で生き抜いているような
魂の男は皆無

ダサいそういう男どもが
爺さんになっていくわけだから
この日本は、終わりだ
孫にお小遣い渡して
孫に付き合いで遊んでもらえばいい

爺さんは、散歩に行くというので
ビールと弁当を買ってきてくれと頼むと
金をくれと言うので
あんたの溢れるような年金で買ってきてと言う
相変わらずの毒ギャグ同士
散歩の帰りにビールを買ってきてくれて
庭の桜を見ながら一緒に呑んだ
もうすぐ満開だな、と言うので
クズのような人生だけれど
生き直して、豊かな花を咲かせたい
と、ぼんやりと話す
今度は、500mlの缶を買ってきなさい
と注文しておいた

早く家作りを終えて
自然の中で酒を呑みたい
二坪の家に工具を置ける空間がないので
工具小屋を作る
一日で、ほぼ完成する
板を貼り付けて終わりだ
材料費は、4800円也

明るい部屋にしたいので
窓サッシをもう一つ注文する
壁を開ける大工事だな
全部自分で作る
畑の新玉ねぎを収穫

店で料理がしたい
美味しい料理をつくりたい
自分にも人にも作りたい
自分の幸せは、料理以外に
夢中になれることがあること
野菜作りも木工も大好きだ
料理、木工、野菜作り
三つの科学反応で
別物のアイデアが溢れてくる瞬間がある

別世界を考えること
生きているということは
敵の自分と生涯生き抜く覚悟、、
ということでもあるね

地獄の果てまで楽しくいこう
ビールありがとう