吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

集中力と一瞬の閃き Ideas

五時起床雨止む
朝の畑、小松菜の育ち上等
無農薬だけど、虫に喰われてもいなかった
偶然かもしれないが、植えた種すべて上出来

小松菜を手でちぎり、味噌汁にたくさん入れる
朝は、野菜をたくさん食べる
納豆を食えるようになったけど
飯にぶっかけて食うのは、まだ無理
品がないかも知れぬが、食べた後は
茶碗に茶を注ぎ飯粒をきれいにする
昆布の小皿にも茶を入れてきれいにする
後の洗い物が楽だから
さすがに納豆には手をつけられぬ

朝は、土鍋で昼分も炊いておく
ひとり飯は、意外と面倒臭いものだから
前日の昼飯時に、明日の朝と昼に何を食すか?
考えておき、夕刻の買い物に足らぬものを少し買う
もはや、買い物上手になってきている
オレが、女だったら男は最高だろう
朝昼の飯は前日に決めておいたものを作ればいいだけなので
思考が、飯作りに向かなくていい
作業中の昼飯作りは、料理人でも面倒なのだ

クロス張り一日目
物静かな職人さん朝一番で来る
見た目ですぐわかった
この人は、プロだな
オレの下手くそな下地を眺めながら
ずっと腕を組み考え込んでいる
なんとかするしかないなという表情だった
いやはや、申し訳なくて恥ずかしい
細かい部分を説明してくれて
下地が弱い部分をまずは補強しないといけないらしく
パテに向かう前の作業が始まる
パテは、三種のパテを使うという
震度に強いパテとか色々
自分の今気に入っているパテやらを混ぜるらしく
凄いなぁと職人技にみとれていた

だんだんと
壁が、ニューヨークのアバンギャルド
芸術的なアートだ
錆びついた色
ビートニク、ベルベッツ、バロウズの世界
腕に注射の針
真っ赤な血が零れ落ちる
黒ずんで美しい
想像してみる

プロは、何も語らない
淡々とずっと考えてらして
頭を抱えアイデアを捻り出しているようだった
パテを塗る音が心地よく
じつに、無駄のない世界

天井だけ仕上げて今日は帰ります
と言いながら
19時まで作業していた
下地の様子を見てから明日決めますと言って
帰って行った
掃除は、完璧だった

造る人、職人は格好いい
一日見ていたけれど
ギャグは、一切出なかった