Day three
五時起床
道の駅で顔を洗い歯を磨く
車中泊できついのは、
朝起きてシャワーを浴びれないこと
水道の水が溢れ出てこないこと
だから水の大切さがわかる
こういうことをしていると
日々の生活で、必要ないだろ?
と思うことを考え始める
散居村へ向かう
農家マーケットに車を停めさて頂く
今日は、朝トレできないから
ウォーキングしながら家々を観察する
水路は、すべての家々に繋がっていて
どの家も、米、大豆、里芋、
いろんな野菜を植えていて
家と家との距離は、
100メートルほど離れていて
自然にプライバシーが守られているから
夫婦喧嘩も聞こえないだろう
杉の木は、東側に植えてあり
風を遮るように真っ直ぐと伸びている
とにかく真っ直ぐ直立不動で伸びている
山の杉は、ややこしい形だけれど
たぶん杉の種類が違うのだろう
枝が伸びると、薪にして冬の生活を暖める
そして、何より水が美味しい
自給自足の素晴らしさ
家々を眺めながら一時間程歩く
ここには、全部ある




富山県の氷見へ向かう
氷見は、三度ほど来ているが
どんどん観光地化され
氷見は、魚きときと(新鮮)のイメージだけれど
藤子不二雄が氷見出身ということで
町中、漫画キャラクターだらけでじつに鬱陶しい
観光客相手の商売ばかり
すぐに魚津に向かった



魚津は、何度も来ている好きな街だ
街並みも、昭和が残っていて
無駄に区画整理されていない
中央線を見てみるがいい
クソ開発で全て区画整理され
みんな同じ景色になってしまった
これは、組織に抵抗しない民度の低さと
あきらめの体質の民衆を
創り上げたおかげでこうなったわけだ
魚津
漁師町ならではの方言がいい
少しきつくて、雰囲気が錆びている
オレは好きだなこういう感じ
昼、お好み焼きを食べる
ぜんざい食いたかったけど食えなかった



身体が疲れているのでホテル泊
久しぶりの大浴場で嬉しい
身体を洗いまくり髭を剃り
冷房の効いた部屋
これからの旅の作戦を練る
家から持ってきた氷を入れたデカ水筒
まだ氷が溶けていない
オレは、消火器と呼んでいるが、
ホテルの氷を頂いて満タンにしておいた
いよいよ、日本海の笹川流れに向かう
以前、飛島へ行った帰り道、
日本海から見えた夕日にえらく感動した
だからもう一度、
キッチリと笹川流れの道を走りたかった
新潟の観光センター曰く
”澄み切った碧い海が美しく、
日本屈指の透明度を誇る笹川流れ
11km続く海岸では、
日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、
岩礁や洞窟など、変化に富んだ風景が広がり、
豪壮な景観は国指定の名勝及び天然記念物となっています”
ということだが、
オレが気になる部分
笹川流れという場所の範囲
調べ尽くしたけれど
11キロじゃないんだよもうちょいある
そこは、キッチリしてほしいキッチリ
日本人の曖昧な部分が嫌いなのだよ
いい加減と曖昧は違うからね
曖昧ならば、雑なほうがいいんだよ
極端に雑な方が
何処から?何処まで?
その境界線が気になる
その線引きを、この眼で見たいのだ
誰かオレに言ってくれないかな?
”あっ、君ね、この部分だよ、
もうね、そこ、君のいる場所は、1cm向こうにズレているから
君は、あっち側の人間だからね、、”
と差別的な感じを歓迎するので
道路に、右か左か赤線引いといてほしい
目印は大切だ
魚津の47年の老舗の居酒屋に入る
話好きな親父さんだったので
話を聞きながらカウンターで色々話す
魚津に来たら岩もずく
これは、魚津でしか食えない
これを喰ったら他のもずくは喰えない
コリコリしたもずくなのだ
すりみ揚げも美味しかった
じつに、良心的な店
昨日まで、観光客だらけで疲れ果てたと
観光地は、しょうがないなと嘆いていた
明日から連休するらしい
旅の恥はかき捨てのように
今の客は、ネットで調べ尽くして来る
混む場所へは行かない
あまり語らず、品を重んじ
損して得する近江商人的な思考
そういう男が好きだ
美味しかったなぁ魚津の冷酒
いい勉強になった
移動113km



