同じ日々を繰り返し続けること
今まで思わなかった言葉
毎日違った方が楽しいだろ
日々を変えて生きるべし
そう感じていたが
それは間違いであった
この歳になりようやく気づき始めている
ここ最近、4時半に自然に目覚める
朝の九時半に朝食を食べるまで
決めたわけでもなく
同じ時間軸の工程に添いながら
流れるようにこなす日々を送っている
この歳になると、時間が経つのが早い
ゆったりした時間ではなく
そこそこ急ぎながら
ルーティーンをこなしている
同じことを繰り返すことは脳にいいそうだ
今朝もなんとか九時半までに食事を作り
いただきますと挨拶をして
美味しい朝ごはんに辿り着けた
この年齢で日々8キロ回峰行続けているが
若い頃に比べて体の回復力が遅い
もう、昼過ぎまでぐったりが続く
食後にコーヒーを飲んで、ほっと一息だけれど
やることが多すぎて、休んではいられない
これで、店に出て働いていたら倒れるだろう
昨日、杭に防腐剤を塗り乾かしておいた
そして今日、工程を練って柵を作り始めた
耕運機で土を耕し、ごつい木製ハンマーで
杭を打ちつけるのだけれど
耕しても底の地は硬い
これが、きついのなんのって
土木専門じゃないんだよオレはと唸る
水平を測りながら高さ調整しなくてはいけないし
土に深く喰い込ませないと倒れるし
でかい石が埋まっている場所には杭を打てないし
結局、すぐできるだろうと思ったけれど
昼前から初めて夕方までかかった
こりゃ大変ですわの全身筋肉痛

杉板を計算通りに切り分けて
風の入る隙間を開けて
あ〜だこ〜だと働いていると
近所の元大工さんが仕事帰りに来て
“お〜、良いのができたじゃんね〜
杭があるから何すんのかと思ったぞ〜
こりゃあ、上手に造ったぞ
家畜でも買うんけ?いいあんばいじゃ
杉板は腐らんから大丈夫だよ”
と、褒めてくれた
必死こいて作業してよかった
これで、犬にも荒らされないし
土が出ていかないから畑作業もやりやすくなる
柵の下にはクロッカスとかの多年草を植えて
春になって、並んで咲いてくれたら
道端も明るくて美しだろう
とりあえずは安心した
さぁ飯を作って
寝るまでの大切な酒の時間だ
そして起きたら
また同じ日々を過ごすのだ
自分の心の奥底や、いろんな景色
きっと何かが変わってくるだろう
焦るなオレだな

