店に米を持参する
混んでいたので中国料理へ行く
満席で一席だけ空いていたので座らせてもらう
相席いいか?と奥さんが言うので
いいよいいよ気を遣わないでいいからと相席になる
相席の方は、店のアルバイトのベトナム人の子供
ここの店主は、たいしたものだ
子供の面倒を見ながら働かせてあげている
客商売だから、仕事に影響はあるだろうが
従業員が皆で協力して子供を見てる
人と人の助け合いだ
仕事のルールなんてどうにでもなるという
国際的で人間的な考え方
立派だと思うね、オレは
目の前の大学生の兄ちゃんの背中には
”路を与える人となれ”と書かれてあったが
おまえ?自分で自立した路を進んだことがあるのか?
大丈夫か?日本人と思いながら眺めていた
ベトナム人がごめんなさいねと
気を遣いながらサービスのつまみと
酒を持ってきてくれる
相席の一歳四ヶ月の可愛い女の子に
酒の呑みかたをじっくり観察されているオレは
なんだか変質者が取り調べを受けているようで
異様な光景だっただろうな
持ち帰っていいか?と聞いたら
高いですよと笑われた


店に戻りカウンターで呑もうと思ったら
昔の客が来ていた
20年前の常連で千葉から来ましたと言う
久しぶりに会えて嬉しいと写真を撮られ
ラインで友人に送ると
その男からすぐに電話が来て話してくださいと言う
久しぶりですと言うてくれて声を覚えていた
昔の話を覚えていて、オレに色々教わったと、、
”君の生き方はロックじゃないな、もっと頑張れ”
と、言うてくれたという
頼むから恥ずかしい昔の話はやめてくれと
酒を奢ってあげた
隣の席には、古本屋の店主がいた
二回目だけれど、なかなか根性のある
パンクな精神の男で、いい男だった
生意気にもオレは、酔っ払っていたので
”君は、君の道を絶対にあきらめるな”
と、励ましながら話も進む良い酒だった
嬉しいので、彼にも久米仙を一杯奢った
イトウが、高価なマッサージオイルをくれたし
とてもいい夜だった
帰りはまた下道で帰る
相模湖の洋食屋で生姜焼きを食す
普通の味だけれど、これで三回目
オレはしつこいのでやると決めたらやる
これで、三部作の完成だ
普通の味の昭和の頃のいい店
もう一度来て、
あのサラダのドレッシングの味を盗もう
この三部作をオレも家で作ってみるか
勉強になるものだな
明日は、人間ドック
今日は呑みすぎないように気をつけよう
人間ドックの前日に酒?
あたりまえだろ?男の基本だ
あたりまえだのクラッカーだ


