吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

動物愛護

毎朝5時に目が覚めて、5時半にラジオが鳴る
今朝はレッサーパンダの話だった
茶を飲みながら朝ボケ頭で聴いていた
レッサーパンダの爪は硬いので
木にしがみついたら木から落ちないと言う
木から落ちないので
受験生の合格祈願のお守りになっている
木にも試験にも落ちないちゅうことだ

しかも、このレッサーパンダのうんこを
紙に漉き込んでお守りを作るそうだ
ウンが良くなるし落ちないし
逆踏んだり蹴ったりチャレンシリーズだな

動物園の職員が、うんこを集めて
乾燥させて作っているらしい
このレッサーパンダ
なかなかのキャラ的な感じで
殴りたくなる腹立つ顔をしている

野生のレッサーパンダはクマ科なので
噛まれたら運の尽きで
実際は、木から落ちまくっているし
糞尿垂れ流しで
雑極まりない野生の動物だと思う
祈願のレッサーホイサッサ

腹立つと言えば
小屋の上に毎朝来る雀のアベックが
うるさくてしょうがない
雀の小走りは、ささ、ささささ、、、と
目立たぬ風で
じつに気になる小走り音なのだ
オレがそ〜っとドアを開けると
ささっ〜と逃げる
こそこそこそしているので
お前のそういうとこやボケっ!と
言いたくなる
首を傾けたりするのも
ものすご腹立つ

去年も柱の隙間に巣を作り
こそこそと戯れあい
ピーチクパーチクの子を作って出て行った
掃除はしないし、散らかし放題で
家賃くらい払えよと思う
こないだ、また戯れあっていて
事務仕事をしながら腹立ってきて
上に登って、柱の隙間にタオルを埋め込んでやった
それでも、あれ?なに?あれあれ?
みたいな感じで毎日来る

下の輩(たぶんオスだろう)
何処?ん?見てる?見ててね、みたいな
メスに合わせた感じの受身的なオス雀に
腹が立ってしょうがない
おまえはメスに
いいからオレについてこい!と
何故メスに言えぬのだ?
失敗しようが、笑われても良いじゃないか
オスの生き様を見せてやれ!と思う

あのオスはきっと雛ができたら
前向き抱っこで雛を抱いて
乳母車も自分で押して
メスの鞄もちゃんと持ってからに
オスのくせに育児休暇を貰う

家事も分担でね、なんて言いながら
いつもニヤニヤ誠実気取りである
たぶん自分で餌も取りに行けなくなる
アピール好きの幼稚な馬鹿だと思う
こういう
自立していない雀を見ているレッサーパンダは
唾を吐き捨てながら暴言を吐く

”鷹になれないくせによ〜っ”と

オレは
お前が言うなっ!とレッサーに
一喝してやるのだ

まぁ、小さい話だな、、、