吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

汚れとセレブ

スピーカーのくり抜きがあったので
家のベテラン保育士にあげることにした

いつも木の端材を保育で使うからとか
焼酎キンミヤの空きパックがあと24個いるから
早く焼酎を呑んでしまいなさいとか
色々と無茶を言われるので
仕事先の子どもたちにウケるだろうと思い
面白い木のゲームを作ったから
持っていきなさいと説明した

これは、近い近いゲームと言って
四人一組でコロコロと一斉に転がして
一番棒近くに転がした者が勝利するゲーム

ポイントは、転がしている子に
皆が、近いっ!近いっ!と絶叫で応援する
そうすると抱腹絶倒の笑いが巻き起こる
皆、早く転がしたくて喜ぶのだ
なんだったら、勝利した猛者が四人集まり
ワールドシリーズチャレンジを開くのだ
そうなったら、もう保育園で話題になって
各クラスの猛者が戦い合う景色になるだろう
ベテラン保育士は、ややウケで
しょうがない顔だったが
今朝、持っていった
大丈夫だろうか?

作ったほんとうの意味は
平和な一夫多妻制度がテーマで
ご覧の通り男根のごとく戦う男が
四人の婦人たちを見事にまとめてあげて
悩みも争い事も何も無い
見事に美しい一夫多妻制のファミリーを
築き上げていく男のロマンを作ったのだ
日本男子は
グダグダと落ち着き生きていないで
ぜひ一夫多妻制を目指して
人生を転がし転がし生きて頂きたい

この作品は、次女の作品
将来、書体デザイナーになりたいので
作ったそうだ

あっ、、
全然思考センスが違うじゃないか、、
なんだか、汚れきった男の前を
セレブが通り過ぎている感じ、、

今日もバッハを流していた
バッハのインヴェンション(発明)という
15曲の作品群が好きで
短いピアノだけの曲が並ぶ
息子のピアノ練習のために作ったという
オレはインベンション地獄シリーズと名付けていて
もう一つ15曲からなる
シンフォニア(一緒に)地獄シリーズもある
インベンション・シンフォニア地獄チャレンジなのだ
素晴らしいので
ぜひ聞いていただきたいものだ

まぁバッハが知ったら
おまえは品が無い!と、殴られるだろうな
近い近いゲーム
子どもたちにウケたかな?
心配だなぁ、、