
梅雨から脱出するために沖縄へ飛ぶ
今回のテーマは、沖縄タコス、そば地獄
乾いた風の沖縄へと飛んだわけだが
沖縄の暑さは、時代と共に見事に変化していて
昔の沖縄ではなかった
痛いくらいの暑さと蒸し暑さ
こりゃ無理だな
北海道へ行こうと着いた途端にあきらめた
もはや楽しむしかないので
弟子たちに着いたぞと連絡する
夕刻迎えに行くと言う
うっとうしいから無理しなくても
今日は大丈夫だ、、
明日だけでいいと言うと
そうはいかないと、きっちり迎えにきた
沖縄に来たら1日3回ソバを食う
おやつみたいに美味すぎるのだ
弟子たちは、相当な数の沖縄そば巡りをしているので
沖縄そばについては異常に詳しく
タクシーの運転手さんよりも詳しい



今日は来れないからと、
妻から手紙を渡してくれと言われたので
ぜひ、受け取ってほしいと手紙をいただく
彼女は、とても頭が良く
昔の思い出を事細かく覚えていた
“知らない世界を、色々と私に教えてくれて、
本当にありがたかった”と
読み進むうちに、、
もう、自分が恥ずかしいやら
何を偉そうにと、今思う
けれども、、
すべてが、いい思い出になっていると聞くと
なんだか、とても嬉しく、
“涙が出るほど嬉しかった
数々の失態を含めて、申し訳なかった”
と、彼女に伝えてくれと弟子に言う
当然の如く泡盛は進む
オレグループの掟は、
ひとりボトル一本空けていて
面白すぎる話をする
のが基本ルール
沖縄弟子たちは、
いつもピュアで、優しく
気を遣い酒を呑む
いつも奢ろうとするので
呑みはじめに
オレは必ず全割り勘だからな!と念を押す
最後はみんなベロベロ
コザのおでん屋へ行く
ここは、観光客は入れない
入れるが、値段も何も書いていない
なかなか度胸がいる
ここは、オレが見つけた店
80歳の美しいママとおでんの旨いお店
いつも昔の沖縄の話を学ぶ
コザ暴動の時の話
わたしらは、暴動見てたわけさ、
どうやってひっくり返すかねと、
みなで見てたわけさ、
米兵の車をひっくり返す方法わかる?
ゆさゆさゆさとテコの要領さ〜
みなで揺らしてから一気にひっくり返すわけ
商店に火が行かないように
道の真ん中に動かしてひっくり返してたさ
庶民が、権力に反抗したわけ
思わず爆笑してしまった
沖縄の人々は、明るい
なぜかというと、深い傷を負ったからだ
あまりに悲しき景色を見ると
生きていくためには
笑いに変えていかないと
人と共に生きていけないわけだ
それが仲間意識ということだろう
個人的にオレは思う
沖縄は、日本国ではなく
素晴らしい歴史の琉球の国だ
祖父祖母親兄弟
みんな歴史を言い伝えている
家族を大切にするし
祖先を大切にする
日本ではない外国だ
慰霊の日になると、、
毎年、沖縄に行こうと
車を揺さぶられるように
自分の魂も揺れるわけだな
沖縄が大好きだ
人生を、
ひっくり返されないように気をつけよう
うまいっ!
今度行ったら歳の差20歳の
品の美しいおでんやのママを口説きに行こう
今度来たら口説くからね〜と言ったら
うれしいさぁ〜と言うてくれた
ラッキークッキーボッキーの巻


