吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

Bubble

仕事終え山梨の自宅へ戻ろうと思ったが
今日は妻の仕事場女子連中が
酒呑み話し込んで泊まりに来るという
働く女性は、女同士ストレスもあるのだろう
女子部は好きにすればよろし
男にはわからない

はてと考えた
二十代の女子部が皆で家にいると考えただけで
なんだか、しんどくなってきた
皆に気を使われるのも嫌なので
気分転換に東京都下のホテルに泊まる
街へと酒を飲みに行く

おどろいた
どの居酒屋もやっていなかった
チェーン店でさえ閉めていた
ファミレスまで22時で閉まっていた
途方に暮れて
しかたがないと
コンビニで酒とつまみを買い
出張サラリーマンのように部屋で呑んだ
いったいどうなっとるのだ東京

朝起きて
ホテルの朝食が無料なので階下へ向かう
感染予防で、全て食事はパック詰めされていた
とてもじゃないが
無料とはいえ
コンビニの弁当みたいな景色だったので
珈琲も呑まずに部屋へ戻る

朝九時に家につく
女子部は皆まだ寝ていた
起こさないように外に出て
車を洗っていると皆起きだした
聞くと朝四時まで女子部は
なんだかんだと話し込んでいたらしい
女子会は凄い

眠そうなそれぞれの顔に
おはようと挨拶して
コーヒーを淹れて
珈琲でも飲めと声をかけて
頑張れよ、と励まして去る

酒屋さんがくれた
お気に入りのポスターを
冷蔵庫に貼り付けて
ひとりニヤニヤしていた

昨日のホテル近くの町並みはよかったなと
ぼんやり考えながら
東京住処をあの辺に変えようと
思いながら

いったいこの国は
どうなっていくんだろ
夕刻の山の美しさを眺めながら
麦酒を飲んだ

属さず往くだけだ

King Creosote & Jon Hopkins /Bubble