吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

陽の射す方へ歩く

朝歩
峡東地域、葡萄の次は柿
家の周りの柿が、耐えられなくなったのか
深夜になると
風も吹かぬのにぼとぼとと落ちておるよ
秋の景色を感じながら歩く
稲穂は垂れて黄金色
水路の水は、怒りの爆走の様
まるで、狭い水路の曲がり角
全てを消しさるように流れていた

家に帰ると
女子部は静かな長女の運動会の準備とな?
もう運動会の声もかけられなくなったオレ
面白くないので、娘と言えども行かないが
全員抜いて来い、抜かれそうになったら
そいつをバレないように殴れ
負けるなよと声を掛けて送り出した
娘、そういうのじゃないからと
たまらん表情をして笑う

我慢の赤貧チルドレンだった
自分の小さい頃には
見たこともないお弁当のおかずの種類
バイキングフェアの様
羨ましい限りである
こんな感じで育ってたら
こんな男になってなかっただろな〜と
独りごちる

女子部の弁当おかず残りを
すみませんねぇ〜と皿に頂戴する
朝のニュースを見ながら食す
ニュースでは、今の夫婦の家庭生活事情
夫婦ともに在宅勤務が増えているらしく
妻の家庭内の仕事の分担を話し合うらしい
妻は夫に”これやって”ではなく
今日の私の状態は、こうこうだから
生活の役割分担で
これを手伝ってくれれば助かる
という話し方をするらしい

面と向かって話すと
些細なことで喧嘩になる確率が多い
話し合いは共に横に座り
簡潔なメモを二人で見ながら
夫婦で話すと互いに理解し
効果があると説く

見ながら口あんぐりのオレ
現代社会の夫婦はえらいこっちゃである
皆、家庭と仕事を
両立させようと考えながら
働いているのだろうが
最後まで見た私の答えは、、

“幼稚だ
愛は無償、心も無償
人の為に生きる意味もわからない夫婦
別れて同じ失敗を3回続けて
最後は豆腐の角で頭をぶつけなさい
それでも君らは
痛い心の意味さえわからない”

朝のスープを作る
食物繊維は大事だ
女子部に里芋と牛蒡舞茸のスープ
美味しいと食べてくれた
さぁ、腸が喜んでいるぞ
運動会頑張れ、楽しんでこい
ダメ親父は、いつも心で思っている