吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

首にイボがふたつ咲く

今年は、我が家の桜が溢れるほどに満開だった
どうやら桜が成長してやっと成人したようだった
君は、何処か抜けきれたのかもしれないなぁと
眺めながら想っている

朝6時50分に営業が始まる散髪屋さんへ
ラジを体操を終えてから
散歩がてら歩いて行く
往復5キロ良い運動になる
桃の芽が咲きだしてきて季節を感じながら歩く
2日続きの雨も上がり
ようやく左手に富士山が見えた
お〜い見えてるか〜っ?
なんて、富士山が軽く言うわけがないし
ど〜んと構えているだけだろうな
ブツブツ言いながら歩く

1980円の散髪
髭を剃っていただき
心地よく頭もゴシゴシ洗ってもらい15分で終える
今日はどのように?と聞かれて
耳に毛がかぶらずの
モミアゲも普通でいいですの一言
ず〜っと一緒
それにしても
あの頭洗いの技術は凄い
気持ちよすぎるのだ理容師さん
人が心地よく喜ぶ仕事
人の一日に元気を出してくれる
腕だけで
いい一日をね〜っ頑張って〜
と言われている感じで嬉しくなるのだ

小さなそういう仕事
自分ではなく、人が喜ぶ日々
作りだして生きているかい?

店の構図構想を終え
大工さん達は着々と壁を壊し柱を入れて
構造に取り掛かっている
ここのところ、水道関連を調査していて
寸歩に合うトイレや洗面場やらを
探し出しては水道屋さんにアタック
合わさる合わさらないの日々
今日は、カタログに載っていなかった
トイレの図面を知りたくて
TOTOへ行ってきた
さすが大企業は丁寧に
嫌な顔ひとつせずに
図面を探し出してコピーしてくれて
部材やなんやらの説明を頂く
さっぱりわからなかったけれども
これで良しとして
助かりましたありがとうございますと
お礼を言いやっぱり世界のTOTOだなと唸る

水道屋さんもそれなら行けるとOKサイン
てか、何から何までやらなきゃです
ぼ〜っと誰かに任せて
良い店が出来るわけがなく
自分でできない頭でアイデアをひねり出して
職人にどんどん遠慮なくぶん投げる
キャッチボールの中でアイデアは生まれ
信頼関係はできてくる

どんなことでもリスクを受け入れ
モノを作り上げること
やりすぎると失敗するし難しい

ある程度の力のある人は
全部できても80%で空白を空けておかないと
あまりいいものはできません
何事も出しすぎてしまうと
後で後悔しますね

センスもズルズル
だけれども体力勝負の人なんかは
100%頑張るでは失敗しますな
慌てふためきながら自分を攻めて120%
でないといいものはできませんね

自分はまだまだ日々の無力感の反省ばかりで
ついついアテはないかと酒を呑呑
の大馬鹿者也
酔ったついでに
誰か、プーチン亭を殴り倒して
がきデカのこまわり君みたいに
ゆび浣腸してきてくれないかな、、
と、これまた失礼