吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

風に吹かれまくりの葱坊主

夜、疲れた身体で田舎に戻り
高速降りて山岡家の大辛味噌ラーメンを食し
胡椒をふりかけるとくしゃみ咳が止まらず恥ずかしや

激辛何でも大丈夫とのたもうておった
あの頃、若手の余裕は何処行った?
50を過ぎた頃から胡椒にめっぽう弱なって
あ〜情けないと車中に戻ろうとすると
やや、、黒い異物が地に落ちておる、、
ややや、こりゃ財布だっ!
開くと分厚い財布也
金もカードも沢山
ややこし雑束の財布なり
財布見てからにだらしのない男と推察す

捨てるも気持ちの悪く
山岡家の店員に手渡す
拾ったのがオレで良かったなと
あ〜手を洗いたく帰宅

昨日は近くの廃墟のような古い家屋で
大火事があったと聞いた
消防車が多数集まっていたという
早朝散歩の通りすがりに
林の中の焼けた家があった
古木を燃し木にするのに
この林から何度か拾った場所だった
後から、近所の知り合いに聞くと
放火だったようだ

林も何もかも
全部燃してしまえばよかったのに
構造が残ってしまって
こりゃあ潰すのも一苦労だなと思い
通りすがる

ゆっくり身体を休めようとするが
家の保育士が、鉛筆立てを造るので
木を切ってもらいたいと言いなさる
10人分だと言う
子供たちが、母の日に木工細工で
釘を打って鉛筆立てを造るとな
あ〜、、嘆きながらも
子供と聞くと断れない、、
簡単なようで、綺麗に釘を打ち込むのは
大工さんでも難しいと聞いた
ほなら、子供なら無理だろうと思い
ガイドの穴を入れてあげようと思い
あ〜だこうだと作業場で昼になる
腹が減ったと思いきや
娘が、自転車がパンクをしてしまい
困っていると言うじゃないか

自転車屋へ電話するも
休日は何処も休みで困っていたら
なんとか近くの店がやっており
軽トラジョニーで娘と運び
後で取りに来るとお願いしておると
雨が降り出してきた
イライラが娘にばれないように
気を使い、運転して帰る

休む余裕もなく
畑と家の周りを草刈正雄で
刈りまくっていると
さすがに家の者達が出てきて
大量の草を掃き掃除の手伝いをする
社長さんには休みはない
店が定休日でも
様々な仕事がある
共に働く社員も同じなのだから
頑張らなくてはならない

世界中で
人にこんなに優しい男は
オレだけだろうなと
自慢気に自分を褒めまくっていると
雨がやんだ

さぁ、自転車を取りに行くか

昨日は疲れて酒も呑まなかった
今日はSweetな腰に来るメヒコレゲエでも聞きながら
呑んで寝よう
明日も大都会へ疾走だ
愉快に行こう