吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

夕立

室内温度が33℃までならエアコン無しでいける
が、34℃超えたら逃げる
扇風機とエアコンが苦手で
身体がだるくなり気持ち悪くなるから
我が身を守るのも大変だ
自然風じゃないと生きていけない
が、大きな場所のエアコンは平気
そういうわけで、久しぶりに甲府へ呑みに行く
娘が焼き鳥屋のバイトだというので
一緒に電車で向かう
娘は働き、親父は酒を呑む

久しぶりに
好きな店に呑みにきたけれど
少し値上がりしていた
でも、大瓶660円は良心的だ
酒が安い店にしか行かず
客も店員も元気な店、私には必要ない
そんな食えない
刺身も3切れあれば上等で
焼き鳥は2本で十分
で、安酒場じゃないと困る
酩酊の果てが、うっすら見え始めるまで
呑み続けるのがいい

娘と別れ際に
呑みすぎないでね、と言われたので
呑みに来たのだから呑みすぎるだろ?
と、答えると笑っていた
ずいぶんと成長したな、
しみじみと娘の後ろ姿を眺めていた

娘が、一緒に帰ろうというので
仕事を終える時間までまだあったので
サイゼリアに行った
どこの国のワインか?よくわからない
吐ける赤ワインデカンタ大とカタツムリを食す
徐々に気持ち悪くなり始めたけれど吐かなかった
だいぶ頑丈になってきたようだ

娘の働きぶりを覗きに行った
隠れて見ていたけど
物覚えがいいのだろう
テキパキとレジ締めをしていた

次女は、石和温泉の花火大会に行ったようだが
しばらく大雨が降り続いていたけど
大丈夫だったのかね?
花火は打ち上げられたのかな?
心配したけれど、まぁいいか
駅のホームで、婆さんが大雨を眺めながら
“これからずっと夕立だよ”
と、呟いていた

サッシの網が届いたので猛暑の中網戸製作
檜の板を細く削り
はぁはぁ汗をかきながら出来上がる

ドアを閉めると暑くてしょうがない
網戸にしておけば虫が来ないので
ドアを開けっぱなしで寝ることにする
田舎だからできること
金具で、あおり止めしておけば
侵入されそうになると音で目覚めるだろう
金属バットで殴り倒してから
許してくれと言うまで殴り続ける
我が身を守る心がけ

今日も、猛烈な夕立が降ってきた

あの婆さんの言うとおりだ
少し、涼しくなった