吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

心の月、浮世の闇を照らしゆく

Ome Blue
東京新聞の試し読みを頼んだ
早朝、ドアポストに
特典かわうそ君はさむやつを入れてくれた
次の日にも、別のかわうそ君が入っていた
とても嬉しい

山梨では東京新聞は読めない
山梨日日新聞しか無いし
内容が面白くないのでやめて
赤旗をとってみたが
きちんとした事は書いてあるけれど
自分は物事を中立の立場で考えたいし
自己批判もほしい
どうも、共闘とか団結という言葉自体が
戦前の恐怖心を煽るので好きになれない
これも解約して経済新聞をとってはみたが
値段が高い割には内容が面白くないのでやめた

東京新聞は
あるべきことをそのままシンプルに書いているのでいい
宣伝広告チラシがたくさん無いところもいい
さすがに明日は
かわうそ君を入れてくれないかもしれないが
新聞は読んだほうがいい
インターネットで見るより
新聞も本も自分の手で紙を触りながら読む
こういう感触自体が
大切なことだと思っている

近所の酒場で酒を飲みながら
2週間の再延長のニュースを聞く
疲れるのであまり考えないようにする
春野菜のうるいが美味しかった
イトウに言ったら店でもおすすめで出していた
味噌マヨに唐辛子を少し混ぜると
じつに美味いでござる
酒もすすむでござる

先日、店のおばさんにハエ叩きで頭を叩かれていた
おじさんが来た
さっき起きたら腹がへったのに気づいて
持ち帰り用の晩飯を買いに来たそうだ
この店はいつも年寄りばかりがいる
おじさんが話しかけてきて
この界隈の昔の景色を教えてくれた

目の前の通りには置屋や待合もあったそうで
芸者さんがたくさんいたそうだ
横の通りには、大きな映画館もあって
キネマ通りと言われていたと言う
そういう話を聞きながら
東京にも古き良き時代が
あったんだなぁ羨ましい記憶だなぁと
しみじみと聞いていた

会計を済ませると
年寄の長話に付き合わせて
すいませんね〜と言いなさる
とんでもないです
ありがとうございました
では、またよろしくと
心持ちが良くなる

東京新聞今日の干支運勢には

曇りなき心の月が
浮世の闇を照らしゆく
人生は心の持ち方で変わる

と、書いてあった
もう一杯おくれやす