昨日はオーストリアのグラーツへ飛んだ
グラーツの食べ物は旨そうなものばかりだ
サラダがたまらなく旨そうで
もうサラダ好きのオレなんて
皿ごとワシャワシャ喰いたくなった
オーストリア第二の都市
グラーツは若者の自立を大切にするそうだ
職を無くした若者、社会に対応できずに
もがきながら生きる若者いろんな若者がいる
そういう若者にグラーツの社会経済は
いつも手を差し伸べている
あきらめるな、何度でもチャンスはある
人間は再生の生き物だ
誰しも何か社会の役に立つ仕事が必ずあると
これからの経済を担っていく若者を
じつに大切にしている
いろんな歩道には、沢山の野菜やハーブが植えられていて
市が若者に金を払い若者が全てを管理する
通行人がハーブを取りに来る
市民は皆無料
人々は日々の食べる分だけ貰う
人々は若者に感謝を伝え
ありがとうと帰る
若者は働きながら
今、目の前で人の役に立ち
市のリスクに感謝しながら
身近な社会が動いていることを実感する
そして、思い出とともに
この地で自立し仕事をして成長していく
見事な経済サークルだ
目の前の日本の景色はどうなっているだろう
現実ばかりのモニター画面のような日本
二つの眼で景色を越えて
それぞれに自立した希望を作る
大人が自分ばかりのことでなく
若者が憧れるような大人になり
そういう景色を描いていかないとね
日本の小学生のなりたい仕事の1位が
「会社員」になったそうだ
理由は
在宅勤務でパソコンに向かい仕事をする
そういう親を見て育っているから
今の日本人は現実的なので
と、言っていた
ウチの娘ふたりに聞いたら
勘弁してよ、そんな仕事はしたくない
だってさ
今日から久しぶりにお店に復活
営業は九時までらしい
酒飲みには、時間は足りないだろうけれど
少しでも時間が伸びたならそれでいい
ん?オレが仕事終わりに
酒呑む店が空いていないということじゃないか
電車に乗って酒も飲まずに
真面目に電車で帰るだけなんて
らしくないな、そんな日々は嫌だなぁ
いやはや、困ったなぁ
考えれば考えるほど、困ったなぁ
やっぱ、帰ろうかな
とりあえず、髭でも剃ろう
私と一緒に転がってください / Tom Brosseau