朝一番に、製材所の楢ノ木が
腐っていたと連絡有りて
今、乾燥している大木はケヤキしかないと言う
ケヤキは硬いし重いから大変だし
値段も凄く高い
どうするだ?と言うので
一瞬悩んだ末、切ってみてと瞬時に判断
急いで駆けつける
何枚いるだ?と社長が言う
若手の頃の会社勤めの営業時代から
駆け引きをする輩が大嫌い
貧乏もケチもいいけれど
貧乏くさくてケチくさいのは大嫌い
男としては最低だ
近江商人を尊敬しているので
損をしても得ありきだ
社長全部切ってくれ
まるごと買うからとお願いすると
よっしゃ!わかったと
社員を怒鳴りつけながら
一生懸命切り倒してくれた
小金井の大工さんに即電話して
今削ってるけれど
ケヤキのテーブルになるから
硬いけど、これに決めたから
後はこっちで決断すると連絡
乾燥しているならそれでいい
なんとかなると大工さん
切ると素晴らしい木目だった
長い付き合いだ
気持ちが良いから大工が聞いても
びっくりするくらい安くすると言ってくれて
よく解らないが安くなったようだ
全部積んでけと言われたけど
怖いから二回に分けて持っていくというと
一回で大丈夫だ!と笑いながら
好きにしろしろしと車に載せた
いやはや重い、ケヤキは重い
家に帰り、前回イマイチだった
南京結びをもう一度復習
太陽が暑い中、何度も復習
ようやく、結びを理解した
そうだよな、南京結び位できないと
男じゃないな
ようやく男になれた気分だ
女性は、結婚するなら
南京結び位キッチリしばれる男に
したほうが良い
あなた男でしょ?
人生、余計なものに縛られないで
私を、南京結びにしてごらんなさいよ
と、言ってみればいい
さささ〜っと縛ってくれたら
互いをホドクのは簡単だ
ずっと魂は結ばれるだろう
明日、持ってって日帰りで
のこり半分取りに行かなきゃ、、
志ん生さんのネタであったな
のこり半分、、じゃなくて
”もう半分”だったな
落語は素晴らしいよ