飲食業は、領収書の山をいじりながらの事務仕事がある
大概の人は申告時期になると
どりゃ〜っと徹夜でしばき倒すらしい
そんな元気も体力も私には無いので
毎月毎月心のなかでは
イヤダイヤダとごねながらも
紙いじりをやっている
毎回クリップだらけの書類を見ていて
いつも感じることがある
クリップを発明した人はすごいなと思う
どういう思考から
小さなこれを考えだしたんだろう?
人は
あんた面倒くさいねぇ〜
いいじゃんそんなの挟めて楽ならそれで良いんだから
クリップ?それはさ、ささっ〜と
スマホで調べるだろう
すぐにわかってそれでいいけれど
気をつけないと
自分の脳みそが便利に慣れすぎて
何でも簡単処理の思考になる
最悪な面白くない人になるだろう
その輩が集まれば、あ〜そういう人ねと
そういう簡単な、面白くもない平らな
適当に付き合える輩しか集まらなくなる
クリップを作った人は
たぶん皮肉る思考の人だろうと想像する
挟む?
ギュッと挟みたいなら曲げないはずだ
なんで曲げながら挟んだのか
多分、オレの脳の3人の調査班が調査すると
逆にクリップを発見した彼の妻
彼の妻の描く
別の景色があったのだ
なぜなら、毎日針金を家に持ち込んで
あ〜でもないこ〜でもないと
挟む研究ばかりするので
妻に完全に鬱陶しがられている
台所にまで針金の細かいのが散らばっている
妻は針金で白魚のような美しい指に
傷がついてしまった
イラっイライラっ!
もう、こんな男は嫌い!
結婚生活はこんなんじゃなかった
それ以来、、
妻は針金のストレスで言動もきつくなって
あ〜でもないこ〜でもないと
不満だらけなのだ
それ故、気弱な主人は飼い犬のように
おとなしくなってしまった
できるならば
妻の怒りを会話のすべてを曲げたくなる
彼は
自然に針金を曲げているうちに
小さく丸まった針金に紙が挟まった
それを見た瞬間、彼は久しぶりに叫んだ
これやっ!
それ以来
この夫婦は、ストレスもなくなって
クリップの特許大発明で大金持ちになり
二人は幸せに長生きしたのであった
どうこれ?
どうこれて、、
じゃあネットで調べてみるか、、
以下、Google検索
細長い長円形のクリップは特許が取得されておらず
誰が発明者かはっきりしていないが
1890年頃に、ゼム・マニュファクチュアリング・カンパニーが、
全ての文房具のクリップをゼム (gem) と呼んだ
ノルウェー人が関わっていたことは
事実であるため
ゼムクリップは第2次世界大戦中
ドイツの占領下にあったノルウェーで
抵抗運動のシンボルとして使われることとなった
ノルウェーの団結を示すため
ノルウェー人はゼムクリップを服につけて
密かに抵抗運動のシンボルとしていたのである
以上、、、
あ〜なんかオレのと違うんだよなぁ〜
クリップが政治的になっちゃったんだな
奥さんのくだりなんか全然出てこなかったな
あそこで、夫婦間の不妊症の悩みのくだりも入れようと
思ったけど、あれは、まぁ中立に色々問題もあるし
あれだな、まぁいいか、、、
夕日を眺めながら
ゼムクリップの抵抗運動を想いながら
オレの基地でビールを呑んだ
今日は、まさに抵抗運動の峡東軍事基地司令本部だな
グラスを洗うのも面倒くさいので
缶の蓋を切って切らないように
ギザギザ部分を口当たりが良いように凹まして
ウイスキーを呑んだ
アルミだから熱伝導が良いので
冷たくて美味い
幸せの夕日を眺めて
呑みながら煩悩の中の自然の神様がおっしゃった
“オマエみたいな、どうしようもない屁のような輩はだな、、
死ぬ前に、無人島に一人で行かせるからな、、ぼけっ
一週間だけ見たこともない
最高の幸福を与えてやるから
最後に読みたい
好きな本と音楽を選べ
とおっしゃった
迷わず1曲神様にお願いしました
Vishwa Mohan Bhatt と Ry Cooderの
Isa Leiという曲なんです
アラビア語で”よろしくお願いします”という意味なんです
いいでしょ、神様、、
リピートでず〜っとかけといて下さいね
神様お願いします、、、
むにゃむにゃいいながら
あ〜きもちいい〜と
いつのまにか寝ていた