若いジョニーは今日も喫茶店へ行った
追憶のハイウェイを走るように
本当の道を見つけたかのように
誰に何を言われようが
ジョニーは真っ直ぐ突き進む
ジョニーは犬の様に
3日間同じ場所へ辿り着く
コーヒーを呑んで
ウェイトレスのキャンディに
二杯目をお願いする
“キャンディ、、
二杯目のコーヒーサービスは
愛が溢れるように、、
カップ満杯に入れてくれ”
キャンディは言う
”ジョニーあんたは、いつもしつこいわ、、
そういう男は、女に呆れられて終わりよ”と
キャンディは大げさに笑う
彼女の瞳は、いつも輝いている
若いジョニーはランチを食べて
キャンディーに罵られ
大切なタコさんウインナーを食べて
二杯目のコーヒーの光を眺め
ドアを開けて往った
そういう物語を思いながら
しつこい3日間やりきりで
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