吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

夏は、色々辞めていきなさい

夏がやってくる
若手の頃は大好きだった夏
海で泳ぐのが大好きで
素潜りまくりの夏だった
サラリーマンを辞めた後
無職生活を経て考えた挙げ句
本気で素潜り漁師になるつもりだった事がある
石垣島の海士(うみんちゅ)に
おまえは、素質があるから
本気でやるなら弟子にしてやる
と、言われたが
深夜の海を潜る
素潜り漁師の生活実態を
日々、観察生活しているうちに
海が怖くなった

魚が寝ている時が一番突きやすい
大きな魚も寝ていると突きやすい
けれども、深夜の海は、、
腰が抜けそうなほど恐ろしい
根性の問題ではなく
ただただ怖い
トンネルの中を泳いでいるような感じ
それでなくても閉所高所は苦手なのに
そりぁ無理な話である

歳を重ねる度に夏が嫌いになる
暑苦しい夏は腹たってくる
泳ぐ気もしないし
汗ベタベタも嫌だ
こんなに変わるかねというくらい
夏が嫌いになった
この先、どんどん夏は暑くなる
来年からは今後を考え
標高600m上の場所で住もう
オレさえ心地よければ的な
先見的生活

この国は水道を開けると
水が吹き出してくる
水源豊富な国だ
直線で飛んでくる水に
闘いを挑むように顔を洗える幸せを
世界の子供達に感じさせてあげたい

よしずの季節、毎年同じだ
蜘蛛の巣だらけのよしずを床下から
ずるずると引っ張り出して
毎年同じ位置に備え付ける
埃だらけも雨が降れば洗えるだろうし
色んな幼虫の抜け殻もある
よしず職人には申し訳ないが
オレは、よしずは雑に扱う
買い替えないし
ずっとボロボロになるまで使うのだ
こんなやり方でも
気分的にも涼しさを感じられる
昔の人は
凄いものを作ったと感心する

夏は、居酒屋稼ぎどきだね?
と言われるけれど
勘弁してくれと思う
そう思うなら、あんたやりなよ?
きっと莫大に儲かるぜ
と、毎年思う

こんな暑い中で働くより
アラスカでバイトでもしている方がマシだ
従業員には、、
日本人は真面目すぎるから
いつも適当に働け
客からクレームが来ない程度でいい
どうせ色々ネットで書かれるのだから
嫌な客は無視すればいい

暑さには完全に負けるから
自分の体だけ大切にしろ
と言うだけだ

明日は、一年ぶりの
海風深夜ミーティング
基本、ミーティングはしない
若手のバイトとも呑みに行かない
何事も直感で感じたまま
誘われれば断らず行く
ええ歳のおっさんは怖がられるものだ
それでいい

会議は糞である
サラリーマン時代から
会社組織を潰すつもりで
長々の会議のくだらさを直判断していた
成せない阿呆は永遠と会議をしている
会議からは圧倒的なモノは出ない
みんな知っていることだ

夏は、涼みながら
色々辞めることだろう
ひんやりしていい気持ち