吐きだめ日記 Part2

海風店主 深堀貴司

明日は、冬でいい

帰宅
オレ小屋の温度は32℃湿度43%
少し暑いが、風はある
夏休みの娘が、心地よく昼寝していた
起こさないように気をつける

都会の部屋の32℃は、耐え難い気温
店のイトウに大丈夫か?と聞くと
喉をやられたが大丈夫だと云う
店前のグラウンドで真夏のフェスティバルが
開催されるという
猛暑の中
テントやらも張り巡らされ
祭り準備の忙しそうな景色だそうで
想像を絶する人の数が来るという
準備の人たちはたいへんだ

店は、稼ぎ時と思うけれども
猛暑の中、大勢のお客さんが来る
売上よりも従業員の身体が心配だ
夏は、まだまだ長いし
従業員の夏休みも取れない
身体が壊れると大変だから
祭りの2日は、店を休みにしなさい
と言っておいた

日々、淡々と働けばいい
リズムを狂わせると身体に響く
猛暑の大勢集まる場所に行くよりも
涼しい中で
静かに酒でも呑んでいる方がよろしい

日本人は、働きすぎだ
幸福度が、先進国ワースト一位のこの国で
高い税金を収めるために働く必要はない
国の奴隷じゃないんだから
嫌なことはしない方がいい
皆と、歩幅を合わせる必要はないし
意味のない協調性はゴミ箱へ
美化する必要はない

102歳のお婆さんの
日々のドキュメンタリーを見た
淡々と暮らす日々
食べたいときにだけ食事する姿
朝起きて、庭のわけぎを二本抜き
味噌汁の具にして食す

それを見て以来
真似をして、味噌汁の具を小ネギだけにしている
食欲は無いしちょうどいい
冷やし中華も最近よく作る
タレは、少し辛めに作る
夏は、これが美味い
素麺でも具沢山にすると美味い

何の意味も無いような簡単な生き方
何の表現もしない何も期待をしない
岩をも打ち砕く水だけれども
せせらぎを静かに流れる水
自然体の本質的な生き方
いつでも、たったひとり
そういう男になりたい
人混みや、暑いのはもう飽きた
涼む山へ行きたいなぁ、、